著者の田中です。[たーたー] さん、読んでいただきありがとうございます。集客についてですが、方法として「広告」「検索エンジン対応」「無料登録サイト（モール）」「懸賞」「ブログ」「知人からのリンク」などがあります。この中で費用がかかるのが「広告」ですが、他は費用がかかりません。まずは費用をかけずに簡単な方法から考えましょう。

一番簡単なのが「無料登録サイト（モール）」での登録になります。「無料」「モール」とか「無料」「ショッピング」「登録」などの組合せで検索してみると見つかります。多くの場合、店舗情報の申請だけで登録が終わります。登録が終われば一定期間後に、そのサイト（モール）にあなたの店舗は掲載されます。登録条件として、相互リンクを求められる場合もありますが、その後リンク用のバナーが用意されていますので、相互リンク用の場所をあなたの店舗内につくって体裁良く並べれば、店舗のイメージも壊れずに対応できると思います。

「検索エンジン対応」は、キーワードの選定と検索エンジンの強化の両方が求められます。キーワードの選定は、どのキーワードで検索してもらいたいか？ではなく、自分の店舗の商品を探すときに、どんなキーワードで検索するだろうか？という考えて選定してください。商品を探すときには、2つのキーワードを組みあせて絞り込むことが多いので、その辺も考えて選定してください。検索エンジンの強化方法は様々です。狙って上位表示させるにはそれなりのノウハウが必要になりますが、「SEO対策」で検索すると、関連する多くのサイトがヒットしますので、参考にしながらやってみてください。

「懸賞」は、多くの人にサイトに訪れてもらいたいときに利用するとよいでしょう。しかし、懸賞目的のユーザーが、商品購入することはほとんどありませんので、サイトを告知するためと割り切ることが必要です。ですので、懸賞（プレゼント）を掲載したページには、目立つようにサイトの宣伝を行い、少しでも店舗をアピールします。プレゼント商品は、商品購入に結びつけたいのであれば、店舗で扱っている商品を設定します。商品によっては応募数がかなり少ないこともありますが、その商品に興味があるユーザーをサイトに誘導することができます。単に多くの人に知ってもらいたいときには、一般的に人気がある商品を設定します。この場合、人は集まりますがその後の商品購入は期待できません。また、当選発表をホームページ上で行うことで、同じユーザーを登録時と当選発表時の2回、サイトに誘導することが可能となります。なお、懸賞サイトの登録は無料で行えます。

「ブログ」ですが、これは記事を更新する手間がかかります。しかし、その内容によってあなたのブログファンを作ることで、店舗の宣伝にもつなげることができます。

「知人からのリンク」は、相手がリンクさせやすいように、バナーを用意したり、紹介文面を用意することが、よりスムーズにリンクしてもらえるコツです。

その他、メールマガジンを発行するのも一つの方法です。「メルマ！」など、無料で発行できるサイトを利用するのがよいでしょう。ご自分の得意なジャンルのメルマガを発行することで、そのメルマガを読んでくれる人が集まるという仕組みです。しかし読者は、そのジャンルに興味があり、あなたの店舗に興味があるわけではありませんので、店舗の告知は自然な流れでさりげなく行うことがポイントです。広告ではなく、あくまで一つの情報として伝えることが必要です。

最後に「広告」です。費用をかけない集客方法で効果を出すにはそれなりの時間がかかると思ってください。しかし「広告」は即効性という部分で魅力的です。有料といっても、オーバーチュア広告（ヤフー）、アドワーズ広告（グーグル）なら、自分で広告にかける費用を設定できるので、1ヵ月数千円から始められます。この広告は、キーワード連動型広告といって、関連するキーワードが検索されたときに表示されるので、興味のあるユーザーをサイトに誘導でき、結果、購買率も高いのが特長です。数千円からでかまいませんので、利用することをオススメいたします。

以上のように、集客方法はいろいろとありますが、ご自分にあったものに優先順位をつけて、ひとつひとつ地道に積み重ねていくことが大切です。1日1個でもよいので、無料サイトに登録したり、少しでもブログを書いてみたりしてください。目に見えての変化は、すぐには現れてきませんが、サイトへの導線を確実に作って行くことは無駄にならないと思います。『できることから一つずつ』です。がんばってください。参考になれば幸いです。

Name：田中 正志　　Date：2009年09月24日 22:28