著者の田中です。[どこかにTripしたい] さん、読んでいただきありがとうございます。「店舗を見てアドバイスを」とのことですが、コンサル業務となってしまうと対応できかねますので、サッと見た感想程度でご了承ください。

ます、表記の多くが英語なので、英語サイトだと勘違いしてしまいました。この時点で、おそらくですが直帰率が高いのではないでしょうか？商品名も英語表記なので、非常にわかりにくいです。このような英語表記は、デザイン的には格好良いのですが、直感的でなくユーザービリティという観点では、あまりよくありません。検索対応にもなりません。

商品画像は、たくさん掲載されていますが、実際に購入して使用したときをイメージできるような画像がありません。商品詳細だけではなく、実際に使用している、例えば、グラスならキッチンテーブルで食べ物と一緒にグラスが並んでいるような画像が必要だと思います。単なるカタログではなく、「使ったらこうなるんだ」と想像できる商品ページの方が、お客様は欲しい気持ちが強くなります。

また、決済方法ですが、できればクレジットカード決済を考えてください。一般的には約6割の方がクレジットカードで決済します。クレジットカード決済がないということは、それだけ不利な条件となりますので。

他、たくさんありますが、基本となり大切なところは、何のために誰に向けて販売しているのか？ということです。商品を購入してもらうため、つまりお客様に向けての情報掲載となりますので、お客様のことを第一に考えなければいけません。お客様がよりわかりやすいように、お客様がより便利なように、お客様に「不満」「不足」「不安」を与えないような店舗にすることが求められます。ご自分のセンスを活かしつつ、お客様の方向を向いた店舗づくりを心掛けてください。

といっても、なかなかピントこないかもしれません。そこで、ネットショップでとにかく買い物してみることをおすすめします。[どこかにTripしたい] さんは、既に店舗側の立場ですが、自分が買い物するときだけ、唯一お客様目線になれます。どうやってその商品に辿り着いたのか？どうしてその商品を購入したのか？どうしてその店舗を選んだのか？どうしてその商品を選ばなかったのか？どうしてその店舗では購入しなかったのか？その目線で自分の店舗を厳しい目でチェックしてください。そこにヒントは山のように潜んでいます。

開店したばかりで、商品数も少なく、全てがこれからだと思います。大変ですが、がんばってくださいね。参考になれば幸いです。

Name：田中 正志　　Date：2011年08月25日 23:31