導入企業400社へ!導入で「効果が上がった」は6割超え
日本国内においてはわずか半年で、200社から400社へと2倍近く導入事業者数を増やした「Perpetua」。日本市場にポテンシャルがあると評価され、Perpetua Japan開設の要因ともなったわけだが、躍進の背景には何があるのだろうか。
「Amazon販売事業者様のコミュニティがいくつかあり、そこで『Perpetua』をご紹介いただいているようです。実際に『Perpetua』をご利用になったEC事業者様が、仲間の皆さんにクチコミで広めてくださっているのは本当にありがたいことです。コロナ禍によりAmazonで販売を行う事業者様が増えたことも影響しているのではと見ています」(的場さん)
改めて、Amazon広告最適化AIツール「Perpetua」を紹介する。「Perpetua」は、広告予算と目標ACoS(Advertising Cost of Sale:売上高に占める広告費の割合)を設定すると、AIが運用を担い、ACoSを最適化してくれるツールだ。月額広告費が10万円以下であれば月5,500円から利用できる安価な価格設定も特徴のひとつだ。EC事業者がものづくりや接客など本来の商売に注力できるよう、広告運用の負荷を軽減したいという思いのもと、的場さんは「Perpetua」を展開している。
的場さんに「Perpetua」導入事業者ついて分析してもらった。「Perpetua」は、月額の広告予算でプランが分かれるのだが、10万円以下の事業者が53%と過半数を占め、10-25万円が22%、25-50万円が13%、50-100万円が7%、100万円以上が4%となっている。業種別に見ると、これはAmazonの『出品』という概念からかさまざまな商品を販売する事業者が多く、これを『複合ジャンル』(39%)とした。それを除くとファッション17%、生活雑貨11%、化粧品コスメ9%、健康食品9%となっている。
「『Perpetua』導入後に売上が上がった、もしくはACoSが下がったのを『効果が上がった』とすると、効果が上がった(Excellent)が64%、変わらない(Average)28%、下がった(Poor)が8%となりました。ご導入いただいた事業者様からは『Amazon広告にまつわる人件費や手間が軽減されるため、導入費用を差し引いても安い』といったお言葉をいただきます。『Perpetua』の使いかたとして、完全にAIに任せて自動化する場合と、マニュアルと組み合わせるふたつのやりかたがあり、広告効果を重視するのであれば後者をお薦めしています。どちらのやりかたにしろ、一部でも自動化することで、広告運用の負荷が下がるのを大きなメリットと感じてくださるようです」(的場さん)