広告認知、理解、利用意欲の喚起 ファネルのすべてで効果を持つ動画広告
こうした新たなメディア戦略を進める上で鍵となるのが、動画広告だ。2019年、インターネット広告費がテレビメディアの広告費を超えたが、なかでも動画広告の伸びは著しく、2024年には5,000億円の市場規模になると予測されている。
また、実際に動画広告は購買ファネルの各段階において非常に効果が高いことも明らかとなっている。動画広告の効果は、静止画広告と比べると広告認知において1.6倍、広告理解で1.8倍、利用意欲では7倍も高く、これからの時代のメディアミックス戦略において、動画をうまく活用することで大きな成果が期待できる。
これまで動画制作はコストと時間がかかるという定説があったが、SoVeC Smart Videoを導入し制作を内製化することで、「動画制作費用は96%、動画制作時間は94%削減できる」と上川氏は語る。動画はウェブサイトやSNS、広告出稿などさまざまな活用法があるが、役割がそれぞれ異なるため、掲載箇所に応じて長さやコンテンツの作りを変える必要がある。こうした場面で、効率的に動画制作ができる同製品は高い効果を発揮すると上川氏は強調した。
なお、5G時代の到来とともに、これまで静止画が主軸であったバナー広告などの動画化が加速すると考えられるが、SoVeCがとくに推進するのがプレスリリースの動画化だ。新製品発売などのメッセージが動画でより伝わりやすくなり、インパクトを高めることができると言う。
顧客ロイヤリティ向上に貢献するパーソナライズド動画
上川氏は、ECにおける動画活用について、購買ファネル「AISAS」の図を示しながらそれぞれのフローで動画がどのような効果をもたらすかを解説。購買ファネルの初期段階「Attention(認知)」「Interest(興味・関心)」では、動画広告が認知拡大の役割を担う。続く「Search(検索・比較・検討)」のフェーズでは、動画コンテンツが商品やサービスの理解を深め、購買意欲を高めることに貢献し、「Action(購入)」につなぐ。動画コンテンツは購入後の「Share(共有)」の段階においても重要な役割を持ち、効果的に活用することでSNSやオウンドメディアでの拡散、エンゲージメント拡大といった効果をもたらす。顧客ロイヤリティ向上には、パーソナライズド動画の活用が効果的だと言う。
ここで、SoVeC Smart Videoを用いたECサイトの動画活用の事例が紹介された。ひとつめは、コスメブランド「RICAFROSH」が発売時にプレスリリース、ECサイト、SNS、YouTubeなどで各メディアの特性に合わせた動画配信を行った例で、効果的な訴求が功を奏し、発売開始後数時間で完売という結果につながっている。
次に紹介されたのは、サプリ商品の休眠顧客の再開拓を行った事例だ。セグメントを限定したパーソナライズド動画をメールに添付し、キャンペーンサイトへ誘導する動線を構築して成果につなげている。このほかにも、LINEの友だち登録をしている顧客限定に配信したパーソナライズド動画では、CTR、CVRともに高い効果を得ることができたと上川氏は語る。
「お客様のセグメントに合った内容を動画で作り込むことで、非常に貴重な感覚を持っていただくことができ、コミュニケーションも円滑に進みます」(上川氏)
さらに、SoVeC Smart VideoではEC事業者が持つ顧客データを基にセグメント別や個人別の動画を大量生成し、それぞれに的確な動画を配信することもできると上川氏は付け加えた。
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