カスタマエンゲージメントプラットフォームを提供するBraze株式会社は、持ち帰り弁当事業を展開する株式会社ほっかほっか亭総本部(以下、ほっかほっか亭)が、アプリ会員の増加とモバイルオーダー増加によるビジネス拡大を目的に「Braze」を導入したと発表した。
同社は、コロナ禍以降、モバイルオーダーやデリバリーサービスが一般化したことを受け、モバイルアプリをリリースした。新しいビジネス機会の創出に取り組んでいる。アプリは店舗では収集しにくかった顧客データを、位置情報などの付帯情報とともに取得できる。かつ最新情報やクーポンの発行など、コミュニケーション基盤として顧客エンゲージメントにも活用できるとのこと。
ほっかほっか亭は、アプリに「Braze」を組み合わせて顧客データを活用し、顧客起点の施策の展開を目指す。店舗から離れた場所でも位置情報に応じたキャンペーンを展開。モバイルオーダーや団体注文窓口と連携、またアプリ経由で出前館や「Uber Eats」などのデリバリーサービスへ促し、お花見や運動会、海水浴場や花火大会の会場に届けるなど、新たなビジネス機会を創出するとしている。
第1弾の施策として、近畿2府4県で「私を花見に連れてって」キャンペーンが実施される。アプリの位置情報を活用し、花見会場に集う顧客に対してプッシュ通知で特設サイトへ誘導、そこから近隣のほっかほっか亭を紹介しつながりを強化するなど、ビジネス機会の拡大を狙うとのこと。