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【ハイブリッド開催】ECzine Day 2025 Winter

2025年2月4日(火)13:00~18:45

ECzine Day 2025 Winter レポート

花王「est」が語った“進化型”サブスクに込めた想い 1年コース33万円でも契約者増の理由とは

提供店舗の拡大も視野に メーカーが顧客と深くつながる方法

 努力しているのに、なかなか満足な結果を得られない。そんな悩みを抱える顧客に向け「一人ひとりに合った“真の美”を届けたい」という想いからスタートしたest Skin Athlete Gym。清原氏は「これまでに得られたお客様の声から、悩みの解決に役立っていると実感している」と話す。

 こうした反響を受けて、estはこれからest Skin Athlete Gym事業の他店舗への展開も視野に入れているという。それにより、顧客接点を拡大していく考えだ。清原氏は、est Skin Athlete Gymの強みを改めてこう語った。

「est Skin Athlete Gymは、“モノ”ではなく“体験”を届けるサブスクサービスです。これまで、このような形態のサービスは化粧品業界であまり存在していませんでした」

 多くのメーカーは、物理的な商品を介して顧客とつながっている。BtoB業界であれば、商品の販売後にも保守メンテナンスというサービスを通じて顧客とコミュニケーションを取り続けるケースはあるだろう。しかし、化粧品の場合は商品の購入が一つの区切りとなり、顧客との関係が途切れるケースもある。この状況に対して、清原氏はestが提供したい価値を語りセッションを終えた。

「est Skin Athlete Gymは、“人”を介したお客様との長期的な関係構築によって、より強いエンゲージメントを育むことができるはずです。深く結び付くからこそ、お客様一人ひとりの意見に時間をかけて耳を傾けられます。ともにest Skin Athlete Gymをより良いサービスへと進化させていきたいです」

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この記事の著者

岩崎史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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