シグマクシスとユナイテッドアローズ、博報堂DYメディアパートナーズは、「fitom(フィットム)」を通じた新たな合弁事業を開始した。
本合弁事業では、アプリケーションの利用を通じた新しい買い物体験を提供する試着シェアアプリ「fitom」の開発と運用を行う。fitomは、実店舗の個人の試着情報をコンテンツとして共有することで、ユーザーの買い物をサポートし、アパレル企業の販売促進を支援するアプリケーションである。fitomは様々なアパレル企業のブランドが利用可能なプラットフォームとして提供される。
同サービスでは、ユーザーはネット通販で気になる商品を見つけた際、その商品の試着画像をリクエストできる。実店舗を利用するユーザーが気に入った商品のタグを店頭でスキャンすると、該当商品のリクエスト件数に応じたインセンティブが表示される。その後商品を試着し、その様子を撮影、アプリから試着画像をシェアすることで、インセンティブを獲得することができる。リクエストをしたユーザーが試着画像を見て該当商品をネット通販で購入した場合、fitomが参加ブランドから一定の手数料を得るというスキームとなっている。
なお、fitomの提供開始は2019年5月上旬を予定。