佐川急便は、関西国際空港の倉庫エリアに新たに「SAGAWAグローバルECセンター関西」を開設したと発表。

同センターは、佐川急便りんくう営業所が管轄するセンターの機能と、SGHグローバル・ジャパンの保税蔵置機能を統合した拠点として稼働を開始。センターには保税蔵置場と国内仕分けエリアがベルトコンベアで直結する構造をグループで初めて採用したことで、保税から仕分け・発送までのプロセスをシームレスかつ効率的に行えるようになったという。
同センターの設置・自動化設備の導入により、両社は作業効率の向上によるリードタイムの短縮が可能に。今後は、取扱個数の増加を見据えた車両の積載効率向上や車両台数の適正化によるCO₂排出量削減、集荷締切時間の延長による利便性向上、24時間体制の構築も視野に入れた検討を進めていく予定としている。