著者の田中です。[まゆたん] さん、読んでいただきありがとうございます。実際にネットショップを開店するためには、いろいろとやることがあるので、「何から手をつけたらよいのか」となるのもわかります。しかし、何かをしなければ何も始まらないので、一度、やらなければならないことを一覧表にしてみるとよいと思います。一覧表には、開業までに必要な項目を書いていきますが、事務的作業、商品について、店舗について、などカテゴリーをある程度分けて書いていくとわかりやすいでしょう。一覧表にしたら、ある程度の優先順位をつけて、ひとつひとつクリアしていくようにします。「ちょっと大変だな」と思う項目は後回しにしても問題ないものであれば、優先順位を下げても構いません。

大切なのは、「できることを一つずつ積み重ねていくこと」です。何かアクションを起こせば、いろいろと見えてきます。頭の中で考えていることと違うことがたくさん出てくるかもしれませんが、その経験が積み重なって気がつくと、開店までの道が見えてくるはずです。

ホームページの作り方など、全く何もわからなければ初心者用のセミナーを受ける方法もありますが、セミナーで教わってきたことは意外とすぐに忘れてしまうので、時間がかかってもご自分で勉強した方が身につくと思います。とにかく、どんな店舗でもよいから、がんばって一度作ってみることです。大変ですが、スキルは確実に身につきます。わからないことがあっても、そのハードルをクリアすれば、確かなレベルアップになります。

例えば、実際に売らなくてよいので、身近なものを使って1商品だけでもよいから販売用のページを作ってみるのです。私が何も知識がなかった頃に、よく使ったのは「1週間で覚える○○○」という本でした。（今、同様な本があるかどうかわかりません）とにかく、そのソフトの基本的な使い方が1週間で何となく理解できるようになりました。その本の特長は、1日少しずつ進み、最終的に何かの成果物を作ることで、見よう見まねですが形になるというものでした。全ての機能は掲載されていませんが、難しい機能を使うときはそうないので十分でした。

作るのは店舗でなくてもよいと思います。趣味の紹介だったり、何でもよいので何かの成果物を目標としてやってみてください。成果物というゴールが見えているので、ただ勉強するよりも面白いと思います。もっと手軽に考えれば、ブログなどでもよいと思います。インターネットやソフトを使いこなし慣れることは、いろいろな面で重要ですから。ソフトもフリーソフトを使えば費用はかかりません。フリーソフトだと使い方について情報がない場合もありますが、練習ですので気にせず使ってみてください。少し難しいと感じたら、もっとやさしいそうなソフトを探せばよいと思います。

全くわからないと最初大変だと思いますが、あきらめずにがんばってください。とにかく「習うより慣れろ」です。参考になれば幸いです。

Name：田中 正志　　Date：2010年05月20日 20:49