新しい生活様式に合わせたECの変化を知り対応しよう
高橋氏は、セッションのまとめとしてEC市場が成長した半面、より多様な体験、つまり冒頭で説明したCommerce Your Wayの概念がより重要になることを改めて強調する。求められているのは、これまでECを利用しなかった顧客にも使いやすく、かつ人が密集せずとも購入ができる環境の構築だ。こうした変化は今後も起こることを踏まえ、準備が必要となる。
そのために求められるテクノロジーとして、高橋氏は「AI」「ヘッドレスアーキテクチャ」「クラウド」の3点を再び紹介した上で、このように語った。
「これらに対するソリューションとして、BtoC・BtoB双方のビジネスモデルに対応するAdobe Commerceがあります」(高橋氏)
クラウド環境で提供されるAdobe Commerceは、コマースアプリケーション・モニタリングツール・インフラ・CDNが一体となり、サポート体制も整えられているため、短い導入期間でアジリティやセキュリティの担保もできる。時代の潮流を知ることと、それに即座に対応できる環境を整えておくこと。その両輪を抑えておくことがこれからのECで失敗をしない鍵と言える。
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