O2O、オムニチャネル、ニューリテール…
追い求める姿形が変化し続ける「オンライン」と「オフライン」
「オンライン」と「オフライン」。この両者といかに上手に付き合っていくか、という課題は、EC・通販事業者だけに留まらず、ビジネス全般において重要な課題です。最近ではニューリテールやオムニチャネル、古いところではO2Oやクリック&モルタルと言ったキーワードで、追い求める姿形は進化と変化を続けています。
もはや「オンライン」をそれだけで個別に語ることはナンセンスとも言われかねません。特別に切り出して考えるものではなく、すべての局面において、一体のものとして当然のように考慮されるべきチャネルである、というように、認識もシフトしつつあります。
特に近年はMA(マーケティングオートメーション)の発達により、実店舗の対面コミュニケーションとオンラインによるコミュニケーションが一体化、連携された活動が急速に進化しています。店頭、EC、メールやSNS、電話など、「連携」のレベルに留まらず、あらゆるチャネルを「一体融合」して捉え、マーケティングのシナリオを構築しています。
その根底は、あらゆるチャネルが同時並行的にお客様と相対し、どのチャネルのトリガーからも他チャンネルに同時連携し、立体的に経時シナリオを描く、という思想にあります。このような思想を理解してマーケティングシナリオを描ける人材は現状まだまだ少ないのですが、需要は大きく伸びており、今後急速に進展してくると思います。