大企業の87%がアプリを導入
紹介した事例以外にも、アプリを導入してメリットを享受する企業は多く存在する。特に大手企業では必須ツールとなりつつあるという。
「飲食、アパレル、スポーツ用品では、アプリ導入率が30%を超えています。加えて、売上500億円以上の企業ではアプリ導入率が87%と、多くの大手企業がアプリ活用を進めていることがわかります。大手企業では、既にアプリが必須ツールといえるでしょう。中小企業の場合は、ECサイトの有無や実店舗数が、アプリ導入の判断基準になります」
現在進行形でアプリの導入を検討している企業も多いだろう。そんな企業に向けて神田氏は、Yappliの持つ機能を改めて紹介した。
Yappliでは、最短1ヵ月でアプリのリリースができる。仮に2023年7月から導入した場合、2023年度中にはアプリをリリースし、運用開始後の効果を検証できるイメージだ。クラウド型のサービス形態のため、機能は継続的にアップデートされる。また、専門知識がなく活用が不安な場合には、ヤプリがアプリ作成支援まで行う。
Yappli最大の特徴ともいえるのが、その手軽さ。管理画面上で欲しい機能をドラッグ&ドロップして反映できる。頻繁に利用する機能は、テンプレートを保存しておけば設定準備の工数削減にもつながるだろう。分析に必要なデータも、管理画面上で閲覧可能だ。神田氏は、「担当者が素早くアプリを改善していける仕組み」と強調する。
Yappliは時代の流れに応じて、提供するサービスの多様化も進めている。神田氏は、ここで「Yappli CRM」と「Yappli for Retail App Ads」の2つについても触れた。
Yappli CRMは、Yappliと同様にノーコードで顧客情報やポイントを管理できるノーコードツール。ポイントカードを使った施策や独自の電子マネーも、外部サービスと連携せずに実行できる。また、Yappli for Retail App Adsは、アプリを通じた購入タイミングで商品のプロモーションが可能なリテールメディアの機能を持つ。
このように、アプリの活用方法は多様化している。自社に合った活用方法をいち早く見つければ、売上増加とともに、他社との差別化も期待できるだろう。
「既にYappliの機能を知っているという方には、日々進化し続けていることをお伝えしたいです。アプリをはじめ、モバイルマーケティングの強化を目指す企業は、ぜひ当社へご連絡ください」