二人三脚で創る「クリエイターの活躍機会」と「セレンディピティ体験」
「デクワス.RECO」「デクワス.VISION」「デクワス.MAIL」を導入したクリーマ。これらのツールは、クリーマの思想を体現するために重要な役割を果たしている。
名古屋(クリーマ) Creemaは、「ものづくりに対して真摯に取り組むクリエイターに、活躍の機会を提供するプラットフォームである」という意識を強く持っています。しかし、自社で行っていたレコメンドやキュレーションでは人が介在する部分が多かったために、作品の選定に偏りが出てしまうケースもありました。現在では「デクワス」の導入により、機械的な判断基準も追加されたことで、すべての作品を比較的フェアな判断基準で表示できるようになったと感じています。
また、Creemaのユーザーに対してさまざまな作品の提案が可能になったため、「探していたものとは違う、新たな出会いを生み出す」というセレンディピティ体験を提供できることも、「デクワス」導入で生じた効果のひとつです。
吉井(サイジニア) ECサイト・アプリでは、離脱せずにアイテムを見てもらうことが非常に大切です。「デクワス」は、「出くわす」という体験を起源として名前がついているのですが、「デクワス」を通して「あっ、こんなのあったんだ」というセレンディピティ体験を提供し、潜在的なニーズを掘り起こす手助けができたらと考えています。クリーマ様はまさにこれを実現すべく「デクワス」を活用してくださっているので、当社としてもたいへん感謝をしています。
クリーマは、ECサイト・アプリのさまざまな箇所で「デクワス」のレコメンドを活用している。それぞれのツールが持つ特徴を最大限に活かしているからこそ、適切な効果を得ることができたと言えるだろう。実際にどのように活用するかは、クリーマとサイジニア両社の綿密なコミュニケーションのもとに決定し、二人三脚で進行してきた。
名古屋(クリーマ) レコメンドの活用方法については当社が意見を出すこともあれば、サイジニア様からご提案をいただくこともあり、ともに相談をしながら決めていきました。
柏村(クリーマ) 何か改善したいと思う部分があった際、気軽にご相談できることがとてもありがたいです。会話ベースの問いかけに対しても具体的なご提案をしていただいています。Creemaは、ほかのECサイト・アプリに比べ独自性が強く、類似するプラットフォームがあまりないため、しっかりと特徴を理解していなければ適切な提案をすることは難しいと思います。サイジニア様が真剣に向き合ってくれているという点においても、とても心強く感じています。
吉井(サイジニア) 当社はひとつの企業に深く入ってお手伝いをすることが多いため、サポート体制が整っています。こうした部分でもクリーマ様のお役に立てていることはとても嬉しいですね。