テクノロジーを使い、本質を捉えた要素だけを提供する
押久保:最後に今後の展望をお聞かせください。今後どのような価値を提供していきたいですか。
伊藤:「iPush」はパフォーマンスマーケティングのパーツの一部です。集客やCV支援といった、色々なことが必要になった時、トータルでバリューコマースにお願いしたいと思ってもらえる構図を作っていきます。
ずっとアフィリエイト事業に関わってきて感じているのは、エンドユーザーの視点で考えると、購入の決め手はある程度限られているということです。たとえばクーポンや、第三者が自分の知りたいことを教えてくれる口コミ。実際の商品がどんなものかを視覚的に捉えられることも重要です。その場合、宣伝用に用意されたきれいな写真よりも、ユーザーが生活の中で撮影したコンテンツの方が共感を得やすいですよね。CVを上げるために必要な要素はある程度見えているので、あまり派手さがなくても実直にやっていきたいです。
それから、広告主様やメディアがかけている手間を、減らしていきます。テクノロジーを使いながら、いかに簡単に、本質を捉えた要素だけを提供するかということで勝負をする。最終的には「バリューコマースに頼めばなんでもできてしまう」「いつの間にかアフィリエイト会社ではなくなっているね」という状況を目指しています。
親会社であるヤフーとの連携も進めています。最近の広告主様の問題意識であるブランドセーフティやアドフラウドへの対策もヤフーと同じ品質で、安心して使える環境を整備していきます。
押久保:「iPush」についてはいかがですか。
伊藤:「iPush」の次のフェーズとしては、メディア側とエンドユーザーとをむすぶソリューション提供などを構想しています。
土橋:「iPush」は集客以上の機能をもつソリューションです。アフィリエイトをやろうかどうか迷っているお客様にも、興味をもっていただけると思います。幅広いお客様にご利用いただけると嬉しいですね。
蓑田:これからも多くの声を集め、新しい機能としてお客様が成果を出せるようバージョンアップを続けていきます。