リターゲティング広告をもっと有効に活用する
手持ちのウェブサイトにもれなくリターゲティングタグを入れ、有効活用できているか?
ある程度の流入があるサテライトサイトなどを所有しているなら、タグを埋めることで容易にリターゲティング配信ができるようになる。
「心当たりがあれば、もれなくリターゲティングタグを埋めましょう」(小山氏)
リターゲティング広告を、トップページ、商品詳細ページ、商品カートで分けて管理できているか?
トップページよりも商品詳細ページで離脱、さらには商品カートで離脱した顧客のほうがコンバージョン率が高くなる。後者に対する表示頻度を上げ、コストをかけて追いかける設定をすることで、全体の費用対効果を上げることができる。
Googleアナリティクスのスマートリストを利用しているか?
Google広告とGoogleアナリティクスを連携させると、「スマートリスト」というGoogleアナリティクスで自動生成されるリターゲティングリストが利用できる。
「滞在時間などGoogle広告にないシグナルを使って生成されるリストなので、獲得の上積みが期待できます」(小山氏)
ダイナミック広告を活用しているか ?
特に商品点数の多いECサイトでは、閲覧履歴を参照して直前に見ていた商品バナーを表示するダイナミック広告が「最後のひと押し」として有効だ。
「自社のダイナミック広告がどのように表示されるのかは、ブラウザのシークレットタブを開いて自サイトを閲覧後、Infoseekなど広告枠の多い他サイトに行くと確認できます。ぜひ一度試してみてください」(小山氏)