――どのような販促施策に注力していますか?
弊社は、積極的なマーケティング展開はせず、閉鎖的な運営を固守しています。弊社に会員登録している顧客に集中することができるため、顧客満足度の向上にも効果的です。とくに、日本人CMOがインスタグラムのアカウントを管理・運営しながら、顧客とのコミュニケーションやリピーター確保に力を入れています。
――日本における今後の展望を教えてください。
2015年には、大阪にて、1日限定のポップアップストアを開催しました。多くの登録顧客が参加してくれ、現場でお客様の声を確認することができました。今後も、顧客との接点を増やすオフラインイベントなどを通じて、日本での認知度強化に取り組んでいきます。
また、日本のさまざまな分野で活躍しているアーティストたちとコラボレーションを計画しており、多彩なコンテンツ提供にも取り組んでいく予定です。
まとめ
鄭CEOは、1年間の留学期間に、日本市場や顧客特性、トレンドなどを徹底して分析したことで、起業当初から安定したビジネス展開を可能にしました。
また、日本人MDによるオリジナル商品企画、日韓のトレンドを捉えたデザインなど、オリジナル商品の開発に力を入れ、高い競争力を持つことができました。
今後も、イベントやアーティストとのコラボレーションを通じて、さらなる認知度向上が期待できると思います。