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[韓国越境EC成功物語]日韓の流行スタイルをミックスしたオリジナル商品を展開する「OHOTORO」

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2017/10/20 11:00

 韓国は、全国にわたる高速インターネット網の構築や高いスマホの普及率などで小売産業のEC化が進んでいて、事業者によるEC起業が非常に活発な状況です。最近では、地理的、文化的に近い日本市場に向けて「越境EC」に取り組む事業者が増え、若年層の注目を集めるケースも増えつつあります。本コラムでは、韓国のグローバルECプラットフォーム「cafe24」を通じて開業したユニークな韓国の越境ECショップを紹介したいと思います。

日韓の流行スタイルをミックスしたオリジナル商品を展開する「OHOTORO」

「OHOTORO」は、日韓のファッションスタイルを組み合わせた商品を提示している

 自分らしいファッションを楽しむ日本の若者に向け、EC事業に取り組む韓国アパレル企業が増えています。そんな中、多彩なアパレルアイテムを販売する「OHOTORO」は、韓国語サイトは構築せず、日本市場だけを対象に立ち上げたEC発ブランドです。

 OHOTOROを率いる鄭ナムユンCEOは、2014年、グローバルECプラットフォーム「cafe24」で日本語サイトを開設し、運営戦略研究のため、日本に留学しました。1年間、日韓両国を行き来しながら、日本語の学習ほか、市場やトレンドの分析を重ねながらEC事業にも取り組みました。

 「ファッションに対する消費者ニーズが多様で、多くの競合が存在する日本市場では、弊社ならではの差別化した商品が必要だと感じました。そのため、日韓のファッションスタイルをミックスしたオリジナル商品企画に取り組みました」(鄭CEO)

日本人MDのデザイン小物が人気 商品をより強調するページ作りも

日本人MDが企画したスマホケースなどアクセサリーカテゴリーも人気

 OHOTOROの特徴のひとつが、日本人の商品企画者(MD)を置いていること。彼女が企画する、日本の若年層が好む色や素材などを取り入れ、日韓のトレンドをミックスしたオリジナル商品は、20代女性を中心に人気を集めています。

 とくに、シーズン別にリリースされるスマホケースのような、デザイン小物カテゴリが注目を集めているようです。このスマホケースは、事業当初、認知度向上のため販売したとのこと。狙いどおり、OHOTOROブランドは注目を集め、ブランド認知に効果があったと鄭CEOは説明しています。

 また、 価格より品質向上への取り組みや詳細ページ構成にも力を入れている点にも注目です。たとえば、メインページには個別の商品画像だけを露出、詳細ページで多彩なコーディネート画像を掲載しています。これは、商品をより強調するための取り組みだそうです。


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