カネボウ化粧品が展開するメイクアップブランド「KATE(ケイト)」は、TOPPAN・ピラミッドフィルムクアドラと連携し、体験型コンテンツ「TOKYO 2D FACE」を開発したと発表。同コンテンツは中国・香港エリアでのKATEのブランド認知拡大を図るもので、香港のマツモトキヨシ銅鑼湾(コーズウェイベイ)店に導入される。

「TOKYO 2D FACE」は、独自ロジックの顔印象AI分析によるメイク提案に加え、ARによるバーチャルメイク体験、生成AIによるアニメイラスト化を組み合わせ、来店型でデジタル体験を提供するもの。利用者が英語・繁体字・簡体字から言語を選択し、AIによる顔印象分析を実施すると、16通りのメイクパターンから分析結果に基づいた最適なスタイルがレコメンドされる。なお、AR技術を活用し、レコメンド商品を使用したメイクをバーチャル上で試したり、メイクを反映させた写真を基にAIが生成したアニメイラストの画像保存、SNSシェアなども可能となっている。


体験装置横に設置された専用棚には、レコメンドされたKATE製品が陳列されており、アニメイラスト生成後にはその場で商品購入が可能に。二次元コードから商品詳細ページに遷移し、ECサイトからの購入もできるようになっているとのこと。
