ジンズホールディングスグループのJINS Eyewear US,Inc.は、米国・ロサンゼルスのアボットキニー通りにグローバル展開加速の起点となる新顧客体験店舗「JINS Abbot Kinney店」をオープンしたと発表。
JINSは2010年に海外1号店を中国にオープンし、その後米国、台湾、フィリピン、香港にも進出している。2024年11月末時点で世界765店舗を展開し、2025年夏にはベトナム出店を予定しているという。
今回オープンしたJINS Abbot Kinney店は、今後のグローバル展開加速とグローバルブランドとしての成長を実現するため、米国の多様性を生かしながら世界中の誰もが買いやすい顧客体験の確立を目的とした実験店舗としてオープン。店内の商品には電子タグと二次元コードが付与されており、顧客はスマートフォンでのコードスキャン、ウェブ上での必要事項の入力で受付を済ませ、店舗スタッフとレンズの種類を相談。フィッティングの後に会計をおこない、自宅配送または店内ロッカーで商品を受け取れる体験を提供する。
既に同じ仕組みを試験導入した別店舗では、客数と売上の増加が確認されており、JINSは顧客の待ち時間短縮と店舗の効率的な運営、接客時間の増加の実現など、JINS Abbot Kinney店での成果を踏まえてさらなる改良を進める予定としている。