資生堂ジャパンは、運営する「資生堂オンラインストア(SHISEIDO ONLINE STORE)」に、Wovn Technologies(以下、WOVN)が提供するウェブサイト多言語化ソリューション「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」を導入したと発表。これにより、8言語での情報発信を開始し、在留外国人や海外の利用者に向けた利便性向上とブランド認知拡大を目指すという。
資生堂グループは、世界120以上の国と地域で事業を展開し、海外売上比率は70%を超えている。その中で、多様化するユーザーの価値観や購買行動に応えるため、総合美容サイト「ワタシプラス」をリニューアルし、同社の「OMOTENASHI DX」を体現するプラットフォームとして、資生堂公式ECサイト「資生堂オンラインストア(SHISEIDO ONLINE STORE)」の運用を開始した。
同サイトでは、日本国内を主なターゲットとしつつ、増加する在留外国人や海外ユーザーにも対応するため、WOVN.ioを導入。グローバルに向けたブランド・商品の情報発信やグローバル化粧品メーカーとしての信頼獲得と利便性向上を実現すべく、日本語を含む8言語(英語、簡体字、繁体字、韓国語、フランス語、スペイン語、ベトナム語)への対応を開始している。
WOVN.io導入のポイント
- 月数回にわたる新商品の追加や廃盤対応など、高頻度の更新が必要となるため、「未翻訳箇所の自動検知・自動翻訳」技術を有し、スピーディかつタイムリーな多言語発信を実現できる点
- 1万8,000以上のサイトでの導入実績がある点
- データ・通信の暗号化や操作ログ取得といったセキュリティ対策が施されている点
- 複数ベンダーが関わるプロジェクト、かつ短期間かつ大規模なリニューアルにおいて、専任サポート担当による導入、多言語化、翻訳運用の支援が行われた点
「資生堂オンラインストア(SHISEIDO ONLINE STORE)」について
同サイトの対応言語は、海外拠点やアクセスが多い地域を基準に選定。今後はユーザーのニーズに応じて、さらなる言語追加も検討しているとのこと。