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季刊ECzine vol.16定点観測

アプリは使われなければ意味がない 関係構築に必要な機能を考えよう

 EC事業者がおさえておきたい、13のテクノロジー関連トピックスの「定点観測」。ヤプリの金子さんに、アプリについて聞きました。 ※本記事は、2021年3月25日刊行の『季刊ECzine vol.16』に掲載したものです。

アプリで顧客体験向上 まずは足元固めから

 新型コロナウイルス感染症の拡大に後押しされ、2020年は企業のDX推進が加速した。主戦場を実店舗からデジタルへと移行する企業が増えるとともに、ヤプリがアプリプラットフォーム「Yappli」内で提供する機能「ECコネクト」や「ECコネクトLite」への引き合いも増加している。

 プログラミング不要で開発や運用、分析までを包括するYappliで活用できる両機能は、商品情報とAPIを連携させることで、商品一覧ページと商品詳細ページの両方を高速で表示することができるもの。2020年12月に提供開始したECコネクトLiteは、広告配信などに利用される商品データを利活用することで容易に商品一覧ページを高速化できる機能となっている。

「両機能の引き合いの多さから、各企業のEC投資に対する変化やデジタルシフトへの流れを強く感じています。現在進行系で進んでいる案件も多数あり、新年度には新たな事例もご紹介できる予定です」

 実際にヤプリに相談を寄せる企業は、すでにアプリ運用を行っており、リニューアルを希望するケースが多くを占めていると金子さんは言う。

「コロナ禍をきっかけに、既存アプリの有用性を再検討するフェーズに入った企業・ブランドが多いのでしょう。機能を整理し、顧客がより利用しやすいものにしたいというご要望がほとんどです」

 不要不急の外出自粛要請が長く続き、実店舗から足が遠のく顧客も多い今だからこそ、アプリによる集客やオンラインにおける顧客体験の向上が問われている。コロナ禍以前との大きな変化としては、これまでECに力を入れていなかった企業・ブランドからのアプリ導入に関する相談件数にも表れていると金子さんは続ける。

「しかし、アプリを有効活用するには企業・ブランドの顧客基盤を整えることがまずは必要です。足元を固めるところから始めましょう」

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この記事の著者

宇治原 香(ウジハラカオリ)

神奈川県の地域情報紙で7年ほど記者として走り回る。現在は子育ての傍ら、ライターとして活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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