デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)は、ウェブ行動データの取得・活用が複雑化している現在の企業のデータマーケティングを支援するために、Google アナリティクス 4(以下、GA4)を利用し、デジタル広告やCRMなどの企業保有データを横断的に分析・活用できるダッシュボード作成サービス「WISE Visualizer」の提供を開始した。企業は同サービスを活用することにより、Googleアナリティクス(以下、GA)の学び直しにわずらわされることなく、ビジネスの成果分析に注力することが可能となる。
これまでさまざまな角度でGoogleソリューションの活用を進めてきたDACは、「Google Analytics」「Google Tag Manager」「検索広告 360」「Google Cloud」のパートナー認定をはじめとする豊富な実績・知見をもとに、企業がGA4を軸に収集したデータを分析、わかりやすく可視化するダッシュボードサービス「WISE Visualizer」を開発。同サービスを利用することで、企業は広告やCRMデータを横断的に分析・活用することが可能となる。
「WISE Visualizer」概要
「WISE Visualizer」では、GA4を用いて収集したデータとGA4に連携された1stパーティデータ・3rdパーティデータを利用してダッシュボードを作成。また、GA4からGoogle CloudのデータウェアハウスBigQueryへエクスポートされるローデータを使うため、GA4のレポート画面では再現できない、複雑な分析手法を使ったレポートを実現する。
サービスの特徴
企業のマーケティング課題に応じた最適な指標で、効率的な自社データ分析に貢献
企業のマーケティング課題に合わせて最適な指標を搭載したダッシュボードを構築し、必要な情報をわかりやすく可視化する。レポート作成にともなうデータ収集・加工などの負担を軽減できるため、成果の評価・判断、施策のプランニングやチューニングに専念ができる。また、一度ダッシュボードを構築すれば、その後収集されるデータを自動で反映できるため、継続的な成果分析が可能となる。
GA4にはないDACオリジナルの指標・予測モデルの構築や、きめ細かいカスタマイズが可能
「WISE Visualizer」はDACの自社開発サービスのため、GA4上にはないオリジナルの指標や予測モデルを構築して提供することが可能に。これらの機能によって、たとえば商品カテゴリ別のLTV(Life Time Value)などのビジネス成果に直結する指標の参照や、自社ECサイトの購買予測を立てられるようになる。また、企業のマーケティング目標や顧客データの収集状況に応じ、詳細なカスタマイズにも対応可能となっている。
GA4の導入から活用までの一括サポート
「GA4をまだ導入していない」、または「導入したものの十分な利活用ができていない」場合は、各社のビジネス課題に合わせてGA4の導入・設計計画を提案し、最適なかたちで「WISE Visualizer」を活用できるようにサポートする。さらに「WISE Visualizer」では、GA4のデフォルトユーザーインターフェースでは利用できなくなったUAの指標も提供可能。新しい仕様の学習コストを下げながら、GA4を最大限活用いただけるよう支援する。