著者の田中です。[haru] さん、読んでいただきありがとうございます。卸ということは、その実店舗が商品に魅力を感じているということ、凄いと思います。ネットショップをきっかけに、ビジネスが広がっていくことは非常によいことです。がんばっていってくださいね。

同封するものということですが、一般的には「納品書」と「請求書」になります。「納品書」は、一般のお客様用の納品書でも問題ないと思います。「請求書」の場合は2つの方法があります。毎回請求書を発行する場合と月末にまとめ請求書を発行する場合です。これは納品の頻度と支払い方法等によって異なり、納品先との話し合いで、どのような方法を取るのかを決めることが多いです。

他、直接商品を運び込んでの納品でなく宅配便等で納品する場合には、毎回挨拶文を同封したほうがよいと思います。文面は、初回は取引に当たっての感謝が入ったもので、2回目以降は簡単な挨拶文でよいでしょう。文調は非常に堅いビジネス文書にする場合と一般的な文書にする場合があります。納品先が非常に大手企業で組織がしっかりしているときにはビジネス文書が好ましいと思いますが、一般店舗や中小企業の場合には、かえってよそよそしくなってしまうので一般的な文書がよいのではないでしょうか。

一般的な文例としては

--------初回取引--------
○○○様

日付

　この度は弊社商品をお取り扱いいただき誠にありがとうございます。ご注文の商品を送らせていただきます。今回、○○（商品名）を販売していただくこと、心より感謝申し上げます。商品についてご不明な点等がございましたら、お手数ですがご連絡ください。また、商品についてお気づきの点やご要望等もお聞かせ願えれば幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

（自分の名前を直筆署名）
○○○ショップ
連絡先


--------2回目以降--------
○○○様

日付

　いつもお世話になっており誠にありがとうございます。ご注文いただきました商品を送らせていただきます。商品に不備等がございましたら、お手数ですがご連絡ください。
　寒い季節に向かいます、ご自愛ください。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

（自分の名前を直筆署名）
○○○ショップ
連絡先

--------ここまで--------

という感じでしょうか。
ちなみに、ビジネス文書の場合には、「謹啓」で始まり「時候の挨拶」を入れて「敬白（または敬具）」で終わります。宛名も、個人名でない場合には「御中」がよいでしょう。

参考になれば幸いです。

Name：田中 正志　　Date：2010年10月30日 12:02