「契約が必要?」のQ&A
契約が必要?
Name:taokao Date:2010年09月22日 21:49
ハンドメイドのぬいぐるみを扱うネットショップを開こうと考えています。自分で作ることはできないので、ハンドメイド作家さんや、自分で探して気に入った作品をつくっている人から仕入れをしようと思っています。
仕入れは買取りにしようと思っています。
そこで質問なのですが、その場合、相手とはどのような契約が必要になるのでしょうか?
それとも特に契約は必要ないですか?
必要な場合は契約の仕方・ルールがありますか?
どうぞよろしくお願いします。
著者の田中です。[taokao] さん、読んでいただきありがとうございます。仕入れ先の相手との契約ということですが、内容として一般的に考えられるのは、仕入れ条件(仕入れ価格等)、支払い方法と支払時期、免責、契約解除等でしょうか。他、取引に必要であり、後でトラブルになりそうな項目は入れておいた方がよいでしょう。契約書にする場合には、「本契約に定めなき事項は協議し解決する」との旨、「本契約に関する訴訟についての轄裁判所」の旨等も記載していおくのが一般的です。
契約の仕方・ルールですが、一般的には、契約書を2通(同じもの)用意して、それぞれに署名(印字でも可)・捺印し、1通ずつを保管します。契約書が2枚以上になるときには、1つの文書であることを証明する意味で契印します。契約時にお互いが確認したという意味、契約書が一対であるという意味では、割印をします。この辺の法的な有効性等は専門家ではないので確実ではありません。弁護士等にご相談いただくのが無難です。
契約自体は、口約束でも成立するはずです。しかし、書面にて契約書を交すことで、「言った」「言わない」を防ぐことができます。書面に記載している事項については、双方合意のもとになるからです。契約書という形ではなく、「覚書」「同意書」という場合もありますが、効力はほとんど同じだと思います。
ハンドメイドのぬいぐるみを扱うネットショップを考えているとのこと、楽しみですね。がんばってください。参考になれば幸いです。
Name:田中 正志 Date:2010年09月23日 15:40
田中さま
早速のご返答ありがとうございます。
詳しく説明してくださり、大変参考になりました。
本当にありがとうございました。
Name:taokao Date:2010年09月24日 20:32