こんにちは。バターコーヒーのお店「ミウラタクヤ商店」を運営しつつ、Shopifyに特化したコンサルティングもしている三浦です。
第1回と第2回の記事でもお伝えした通り、僕はECサイトの運営も支援も「ひとり運営」×「Shopify」に特化しております。そんな中、本日は「ひとり運営のSNS活用方法」について書いていきたいと思います。キーワードは「接客のためのSNS」です。
SNSは接客ツール 1,000回の機会から100人が購入する世界を目指そう
いまだにSNSを運営する議論の中で、「フォロワー数」や「バズるためにどうするか?」のような議論が多くあります。もちろん、それも大事ですが、実はもっと売上に直結する方法があります。
それは、接客としてSNSを活用することです。新規のお客様ばかりに目を向けるのでなく、既存のお客様へ接客をするためのツールとして、SNSを活用する視点がたいへん重要になります。
ここで言う既存のお客様は、次のような方を指します。
- すでに商品を購入してくれてる人
- 商品の購入はまだしていないが、興味をもっている人
インターネット広告は、黎明期よりすさまじいスピードで成長を遂げてきました。この理由のひとつに、数値的な検証ができる点が挙げられるでしょう。多くの事業者が「数字を用いた検証」を大事にしています。
もちろん、数字を見ることは重要なのですが、個人的には「感覚が麻痺しているのではないか?」と思う節があります。なぜなら、統計論ばかりを気にし、ブランドの想いを発信できていない商品メーカーが増えているように感じるからです。
ECでのCVRは、おおよそ1~3%程度と言われています。この数字に則ると、1万人にターゲットして100~300人に購入してもらう計算になりますが、当記事では「SNSを活用することで1,000回の機会にターゲットし、100人に買ってもらえる仕組みを作ろう」ということをお伝えしたいです。
とくにひとり運営の場合、人的にも金銭的にもリソースが限られているため、リピーターを増やすことは欠かせません。また、リピーターの方に「クチコミを広めてくれる人」になってもらう必要もあります。