EC-CUBE DAYは、店舗主・デザイナー・マーケター・エンジニアなど、ECに関わるすべての人が学び、つながるイベント。2015年以来、4年ぶりの開催となった同イベントは、800人以上が参加。EC運営企業、EC関連サービス提供企業、Web制作サポート企業など、ECに関わるさまざまな業種の人々が来場し、過去最大規模となった。
イーシーキューブが目指す、「これからのショッピング体験」と「共創型ECプラットフォーム」の構想
今回のイベントテーマは、「共に変えるショッピング体験」。当日は、EC-CUBE DAY史上最大となる25種類のセミナー、3種類のハンズオンが行われた。
午前中に行われた基調講演では、ヤッホーブルーイング 望月卓郎氏、国立美術館 境雅実氏・室屋泰三氏、TSDO 佐藤卓氏、イーシーキューブ 金陽信氏・梶原直樹氏の計6名が登壇。望月氏は、通販事業をきっかけに顧客の支持獲得に成功した、ヤッホーブルーイングの「コミュニティマーケティング」について、境氏・室屋氏は国立美術館が取り組むECによる「クラウドファンディングで築く支援者との関係性」について、佐藤氏はクライアントやコンシューマーと共創する「21世紀のデザイン論」について、それぞれ語った。
そして、イーシーキューブ 金陽信氏・梶原直樹氏からは、イーシーキューブが2019年1月より掲げている新たなビジョン「オープンなテクノロジーとコミュニティでみんながワクワクするショッピング体験を創り出す」に沿った、「目指したいこれからのショッピング体験」について発表。藤田金属「フライパン物語」、フィル「輸入壁紙専門店 WALPA」、アットアロマ「@aroma online store」などの事例を交えながら、イーシーキューブが考える「共創型ECプラットフォーム」の構想を述べた。