午後はセミナーからハンズオンまで、さまざまな種類のコンテンツが並行して開催
PayPal Pte. Ltd. 小出真一郎氏とkumajoi 本山賢氏、トエビスによるランチセッションの後、午後からは基調講演が行われたメインホールを含めた5つの会場に分かれ、セミナーやハンズオンが同時進行で開催。
メインホールで開催されたセミナーは、ビームス 矢嶋正明氏による「EC担当者が持つべき『事業を成功に導く』経営者目線とビームス流オムニチャネル戦略」、フェイスブック ジャパン 丸山祐子氏による「最新事例に学ぶInstagramのショッピング&マーケティング活用法」、日本マイクロソフト 藤井創一氏による「顧客体験革新を支える最新デジタルと流通業の取組」、ピースオブケイク 最所あさみ氏による「物の消費から、物語の参加へ 〜noteが考えるこれからの消費体験」、Google Paul Bakaus氏による「AMPを活用した、より速くて快適なショッピング体験」の計5つ。オムニチャネルやSNSでのショッピング体験提供法、ブランディング、AMPの活用法など、ECに関わる人には欠かせないトピックの情報提供が行われていた。
セミナールームでは、アマゾンジャパン合同会社 江建氏、パル 堀田覚氏とプレイド 田中悠氏、GMOペイメントゲートウェイ 柚木黎氏などによる講演や、ショップの運営に役立つAdobeXDの使い方、プロのカメラマンによる商品撮影講座、EC-CUBEを使ったショップ立ち上げを学ぶことができるハンズオンなど、こちらもさまざまなテーマのコンテンツが提供された。コンテンツ内容の一部は、「【保存版】『EC-CUBE DAY 2019~共に変えるショッピング体験~』公開資料まとめ」にてチェックすることができる。
参加者は、希望するコンテンツが開催される部屋を行き来し、自身の目的に応じたコンテンツを自由に聴講。また、今回初めての試みとして、登壇者や参加者同士が自由に出入りできるコミュニケーションスペースも設置され、登壇者が自身のコンテンツ終了後にコミュニケーションスペースを訪れて、直接参加者との交流を楽しんだり、EC-CUBE DAY有志のコミュニティスタッフによって行われたイベントで、参加者同士が交流を深めたりと、「ECに関わる全ての方が、学び、つながるイベント」らしい活用がされていた。
さらに、EC業界に携わる人たちの情報交換の場として、「サイト構築」「売上アップ」「業務効率化」「決済」「セキュリティ」の5つのカテゴリに分け、現在流行っているサービスやトレンドについての情報収集、具体的なサイト構築や各種施策の相談ができるサービスブースも設置。各ブースでは、相談や情報交換などが活発に行われた。