中国消費者向け日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドウ)」を運営するインアゴーラは、ナルミヤ・インターナショナルと提携し、子ども服の販売を正式に開始した。

インアゴーラとナルミヤ・インターナショナルは、2024年4月の取り組み開始以降、19の新規ブランドの販売を順次開始。SNSやライブコマースなどを通じてブランドの訴求を行い、一定の成果を収めたとのこと。この実績を踏まえ、今回の取り組み開始に至った。本格展開フェーズでは、対象ブランドのラインアップ拡充や販売チャネルの多様化を進めるとともに、中国消費者との接点を強化。さらなる売上成長とブランド価値向上を図るとしている。
WeChatユーザーグループ運営による認知拡大
中国のソーシャルメディアアプリのWeChat内で、共通の趣味や興味を持つ人々が集まるコミュニティのユーザーグループを複数活用し、ユーザーグループの運営を行う。日々様々なトピックや商品情報の情報交換を行うことで、認知拡大を図っている。
自社で運営する越境ECアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」
中国消費者向け日本商品特化型越境ECアプリとして、2015年8月にリリースされたサービス。同アプリ内にナルミヤ・インターナショナルのコーナーを設け、商品販売を行っている。
WeChatミニプログラム
WeChat内で簡易版のアプリプログラムが利用できるミニプログラムの「日淘便利go」内に、ナルミヤ・インターナショナルのコーナーを設け、商品販売を行っている。
小紅書
中国を代表するライフスタイル共有型SNSアプリの小紅書の自社アカウントで、記事配信やKOLによるライブコマースを実施。ナルミヤ・インターナショナルの商品販売を行っている。
Tmall Global
アリババグループが運営する越境ECプラットフォーム「Tmall Global」でも、購入することが可能となっている。