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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

『不正注文検知サービス O-PLUX』導入事例(AD)

カインズオンラインショップの「実店舗でのお買い物のような楽しさ」は、裏で支える不正検知サービスあってこそ

カインズ全体のウェブ戦略の中で、ECが果たす役割とは

 カインズホームの実店舗には、以前から訪日外国人観光客が数多く訪れているが、最近では、カインズオンラインショップへの越境購入も増加しているという。

 「インバウンド観光客の方は、宿泊しているホテル留めの通販をよく使われますね。そこはチェックが入るように設定していて、注文が入ったら、本当に宿泊しているのか、カスタマーサービスから電話をかけるようにしています。

 オンラインショップ利用者のうち、数%にも満たないのですが、とにかく金額が大きい。今では購入できない設定にしていますが、電動工具を数十個なんて注文もありましたからね。転売などへの対策も含めて、『O-PLUX』を採用したというのもあります」

 通販歴20年の経験を活かし、柔軟かつ大胆な手腕で実店舗ありきのECサイトを運営している竹永さん。今後のカインズオンラインショップの展望とは。

 「もちろん、売上はどんどん伸ばしていかないといけないのですが、日雑品を扱うECのほとんどが、売上高は高くても、儲けは少ないという現状があります。越境ECやインバウンド観光客のニーズが増えているといっても、それが来年も必ず続くかはわからない。その実情を踏まえると、従来のやりかたで、ECで日雑品を販売していっても限界があるので、そこにどう手を打っていくかですね。

 もうひとつ、カインズ全体で見れば、いま、実店舗が200店舗あるのですが、同社が扱う商品の一ジャンル、DIY、ガーデニング、日雑品などの専門事業者さんがたくさん出てきています。その一ジャンルごとのコンペティターとどう違いを出して戦っていくか、それがカインズの全体も含めたウェブ戦略ではないか。さらにその中でECはどういうふうに生き残るのかを考えたいと思います」

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この記事の著者

ワダ スミエ(ワダ スミエ)

2013年11月11日〜2023年3月31日までECzine編集部在籍。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://eczine.jp/article/detail/2082 2015/10/16 08:00

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