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ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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ECzine Day 2025 June【オンライン+スタジオ観覧型イベント】

2025年6月12日(木)10:00~17:25

ソーシャルコマースは買い物をどう進化させるか(AD)

10年でEC年商約10倍、500億円超を達成 パルが進めた「個×AI」戦略の全貌を紐解く

フロー型コンテンツは短命ではない CPA改善、新価値創出に成功したMeta広告配信事例

──このほかにも、約10年スタッフのSNS活用や投稿を推進してきたパルとAIQの協業により実現できた施策があれば、教えてください。

堀田(パル) AIQから提案を受け、Metaと協力しながらスタッフ投稿を活用した新たな広告フォーマット「ブランドコンテンツ広告」の開拓に挑戦しました。たとえやってみたい気持ちがあっても、当社のリソースだけだとなかなかこうした新たな取り組みは難しいですが、AIQは代理店機能も有しているため、Metaとの調整や費用対効果の検証も含めてお願いできたのは非常にありがたかったです。

今井(AIQ) 2024年の「春のパルクロウィーク」で、反響が大きかったスタッフ投稿を広告クリエイティブに用いて配信したところ、12日間で1万9,929件のコンバージョンを獲得しました。新規顧客獲得CPAは2,500円を目標値としていましたが、予想以上に効率の良い152円を記録。Meta Advantage+ ショッピングキャンペーンとパートナーシップ広告活用の成功例としてMetaの事例ページにも掲載され、スタッフの投稿を資産として生かす好例ができたと捉えています。

堀田(パル) 双方のアセットを生かして、良いチャレンジができました。

春のパルクロウィークでの成果共有
クリックすると拡大します

稼げるスタッフ増で年収アップ アパレル販売員のイメージを覆したい

──こうした新たな提案をスピーディーに受け入れ、施策を次々と実行できる点がパルの強さであることを今回改めて痛感しました。

今井(AIQ) 堀田さんからいただくアイデアは、AIQにとっても学びになることが多々あります。これまで議論を進めてきた中で特に印象的だったのが、「パーソナライズECを実現できないか」という言葉です。

 AIQは、AIによって「個性」を価値に変え、企業・社会の課題解決に貢献することをミッションとしています。個性を可視化し、同じ趣味嗜好をもつお客様とのつながりをより強固なものにするという意味では、パルが推進する「パーソナライズEC」と目指す先はイコールなのではないかと、堀田さんの言葉から示唆を得ました。単にソリューションを提供するだけでなく、お互いに高め合うような関係を築けていると感じています。

堀田(パル) 私は、スタートアップと手を組むのであれば、双方の将来につながるサービスやソリューションを生み出し、一緒に世の中に新たな価値を創出していかなければ意味がないと考えています。そのため、今後もアパレルや接客の領域でまだ誰もやっていないことをAIQと一緒に見つけていきたいです。

今井(AIQ) 実は、パルの成果を見て「スタッフのSNS活用推進をしたい」といったご相談も増えています。こうしたソーシャルセリングの取り組みは、今後より幅広い業種・業態で広がっていくでしょう。

堀田(パル) 以前より、接客のフロントに立つのは「個」であることに変わりはありません。しかし、SNSの発展により「著名人よりも親しみやすさがあるスタッフのほうが信頼できるから支持したい」と考える人が増えているように感じます。

 実際に、パルでは近年、SNSで高いエンゲージメントを誇るスタッフによる企画商品を発売するなど、商品企画においてもチャレンジを続けていますが、これらが高い売上を記録しているのも事実です。今後は、このようにブランドのもとに優秀な「個」が集まり、「個人商店」のような形でそれぞれが売上を作る流れが加速するのではないか、と見ています。

 こうした変化を踏まえ、パルが目指しているのは好きや得意、これまでの経験を生かしながら楽しく働ける場の創出と、活躍に見合った評価をスタッフに返せる制度の構築・アップデートです。実際、SNSでの活動を評価に加えたことで、従来と比べて年収が倍以上に増えた若手社員も既に存在します。このように、店舗で働くスタッフの活躍の場をどんどん広げ、「販売員は年収が低い」「きつい仕事だ」といった既存のイメージを変えていけたらと思っています。

今井(AIQ) AIQは、「企業・ブランド」「スタッフ」「顧客」といったステークホルダー全員がwin-win-winになれる世界の構築を目指しています。

 たとえば、個性や魅力のあるスタッフがより活躍できる土壌を整えてプロパー消化率が上がれば、企業は増えた利益をスタッフに収入として還元することが可能です。稼げるようになればスタッフのモチベーションも上がり、さらなる売上増のループを描けるようになります。また、お客様にとっても「この人のおすすめなら間違いない」と信じられるスタッフがいれば、買い物での失敗が減り、よりブランドへの愛着が高まるでしょう。

 こうした良い連鎖を生み出せるよう、AIQは今後もソリューション開発など新たなチャレンジを続け、パルをはじめとするソーシャルセリングを推進する企業の売上拡大や、働くスタッフの経済的自立の支援を進めます。堀田さんとは「好きなことで個性を生かしてきちんと稼げる環境を作る」という価値観に近しいものを感じているため、これからもパル×AIQで良い例を一緒に作り上げていけたらと考えています。そして、こうしたソーシャルセリングのエコシステム構築に興味がある方は、ぜひAIQにご相談ください。

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この記事の著者

景山 真理(カゲヤマ マリ)

フリーランスのライター。EC店舗、タウン情報誌制作会社、マーケティング支援企業などへの勤務経験を経て、ウェブメディアや雑誌をはじめとする紙媒体のライティングの仕事をしています。専門領域はデジタルマーケティング、コンテンツマーケティング、ECのセールスメルマガ、仕事・働きかた、デジタルトランスフォーメーションです。 ウェブ●Mari Kageyama Writing Works

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:AIQ株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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