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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECzine Day 2022 Winter レポート(AD)

マーケティングにも効果的なAmazon Pay活用 BASE FOODなど成果につなげた好事例を紹介

使いやすいECサイトの条件は? Amazon Pay活用が顧客にもたらす4つのメリット

 Amazon Payを導入するEC事業者の多くは、「お客様の利便性を高めることを目指している」と語る井野川氏。「Amazon Payが、ペインポイント解消の手助けになることは間違いない」とした上で、このように続ける。

Baymard Instituteが2018年に行った調査によると、ECサイトでお客様が離脱する理由は『会員登録が必須だった』『購入までのプロセスが複雑』『クレジットカード情報を入力したくない』『返品条件が満足できなかった』『選びたい支払い方法がなかった』『クレジットカードが使えなかった』など、さまざまです。お客様に快適な体験を提供するには、こうした背景を踏まえて購入プロセスの簡素化と安心感を打ち出す必要があると言えるでしょう」(井野川氏)

 続いて井野川氏は、Amazon Pay導入によりECサイトを利用する顧客が享受できる4つのメリットを紹介した。

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「ひとつめは、Amazon IDひとつで購入が完結する『利便性』、ふたつめは基本情報の入力を省略できることによる『スピード』です。空き時間や移動時間など、ちょっとした隙間時間にスマートフォンから欲しい商品を購入できるのは、購買機会を創出する上で非常に魅力的と言えるでしょう。

 3つめは、Amazonマーケットプレイス保証の対象となることで生まれる『安心感』です。カード情報の新規入力も不要となるため、個人情報記入をできるだけしたくないと考えるお客様にもAmazon Payは有効に作用します。4つめは、Amazonの還元プログラムを利用できるという『お得感』です。Amazon Payでの購入時にAmazonギフトカードを利用した場合、Amazonプライム会員には1%の還元を行っています」(井野川氏)

 Amazon Payでは、決済の体験向上にも継続的に取り組んでいる。2022年10月には、Amazon Payを利用したECサイトでの支払いに、株式会社Paidyが提供するあと払いサービス「ペイディ」が追加された。

「より幅広いお客様に『使いやすい』と思っていただけるサービスを目指し、日々アップデートを続けています」(井野川氏)

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この記事の著者

景山 真理(カゲヤマ マリ)

フリーランスのライター。EC店舗、タウン情報誌制作会社、マーケティング支援企業などへの勤務経験を経て、ウェブメディアや雑誌をはじめとする紙媒体のライティングの仕事をしています。専門領域はデジタルマーケティング、コンテンツマーケティング、ECのセールスメルマガ、仕事・働きかた、デジタルトランスフォーメーションです。 ウェブ●Mari Kageyama Writing Works

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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