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オフラインの販売スキルをデジタルへ LINE活用で縮める顧客との距離

定点観測05 LINE
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 EC事業者がおさえておきたい、13のテクノロジー関連トピックスの「定点観測」。LINE関連サービスのPR担当の皆さんに聞きました。 ※本記事は、2021年3月25日刊行の『季刊ECzine vol.16』に掲載したものです。

オンラインの接客・決済を一元化 「LINE Pay 支払いリンク」

 前号の定点観測で正式提供開始の旨を伝えた「LINEPay 支払いリンク」。LINE公式アカウントと連携することで、トーク画面上で支払い用のURLを発行でき、接客から注文、決済まで対話を交えながら完結できる点が大きな特徴となっている。LINEが長年かけて築き上げてきたコミュニケーションツールとしての強みを活かした独自のサービスと言えるが、開発はコロナ禍でビジネスのありかたを模索する加盟店の声を受け、急遽決定したものであったと言う。

「2020年4月から5月にかけての緊急事態宣言時、加盟店の多くが実店舗を営業することができず、新たな形での商売を模索する中で、LINE Payにも多数のお問い合わせをいただきました。『LINEを活用してビジネスや決済をオンライン上で済ませる方法はないか』というご相談は日を追うごとに増える一方。これは早急にサービスを提供しなくてはならないと考え、LINE Payの管理画面から支払い用のリンクを作成できるプロトタイプ版のリリースを2020年7月に実施しました」

 社会情勢の変化に応じて柔軟にビジネスを変化させることが求められる今の時代。しかし、同社が近年注力するSMB(Small and Medium Business)領域において、自社ECサイトを1から早急に立ち上げることは、費用面・技術面の双方から容易とは言い難い。このようなハードルをできるだけ下げるべく、プロトタイプ版導入加盟店の声も踏まえながら、LINE公式アカウントと連携する現在のサービス形態にたどり着いている。すでに2,600ブランド以上(2021年1月22日時点)が導入し、食料品や生活必需品を扱う小売事業者や飲食店のみならず、教育・習い事分野の事業者が受講料や月謝のやり取りを行うなど活用の幅は多岐にわたっているとのこと。

「オンラインを活用したビジネスの幅は、この1年で急激に広がっています。実際に当社にも、『ビジネスのオンライン化を進めたいが、何から始めたらよいかわからない』といった漠然とした課題を抱えた方からのご相談が増加しました。『LINEであれば日頃から使っているので、自社でもできそう』と敷居を下げ、生活にデジタルを根づかせる上での世の中の変化に貢献できているのではないかと手応えを感じています」

 LINE Payでは2020年以降精算サイクルを改良し、日々の売上金受取を最大約1ヵ月短縮するなど、決済事業者として加盟店のビジネス継続を支える点に重きを置いてサービス拡充を進めている。今後は、LINEが持つさまざまなアセットも活用しながら、加盟店の負の解消をより追求していくそうだ。

「決済手段が多岐にわたる現代だからこそ、LINEの長所であるコミュニケーションを起点としたサービス展開をより強化すべきと考えています。LINE Pay 支払いリンクに関しても、サービスの真の強みはリアルな接客と同等のフレキシブルなコミュニケーションを、オンライン上でLINE公式アカウントとLINE Payを活用して再現できるという点にあります。LINE公式アカウントに備わったさまざまな機能を活用して、既存ビジネスの強みをオンライン上でも展開する。このような心意気で同サービスを使いこなしていただければと思います」

この記事は、紙の定期購読誌『季刊ECzine』に掲載した限定公開の記事です。
続きは以下の方法でお読みいただけます。


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連載:季刊ECzine vol.16定点観測

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