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ECシステム選びの基本は 自社の顧客をよく見て知ることから

定点観測11 ECシステム
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 EC事業者がおさえておきたい、13のテクノロジー関連トピックスの「定点観測」。フラクタの河野さんに、ECシステムについて聞きました。※本記事は、2020年6月25日刊行の『季刊ECzine vol.13』に掲載したものです。

運用面と販売面 双方に利便性があるShopify

 ブランディングエージェンシー フラクタで多くの企業のeコマースを支援している河野さん。近年、すさまじい勢いで成長を遂げているShopifyについて、なぜこれほどまでに支持を集めているのか聞いたところ、このような答えが返ってきた。

「Shopifyの強さは、個人事業主から大規模なビジネスを行う企業まで、幅広い層の方が利用しているところにあると考えています。日本に古くからある他のECシステムと比べると、事例数こそまだ少ないですが、利用者が自発的にShopifyを活用していることを明かし、ノウハウの提供を行っている点も特徴的です」

 もちろん、Shopifyさえ導入すれば無敵というわけではない。少ないコストで運用が可能な代わりに、結果を出すためには運用する側のITリテラシーが求められる。自身で手を動かすことができるマーケターやデザイナーがいない企業には、不向きな部分もあるだろう。しかし、自社でものを売りながらECサイトをどんどんブラッシュアップしていきたい、運用のナレッジやノウハウを蓄積したいという場合は、非常に相性の良いツールと言える。アプリで気軽に機能追加を行えるため、一度導入して効果を見てみるといったチャレンジができる点も魅力だ。

 また、Shopifyは運用面のみならず販売面での利便性も兼ね備えている。

「これからの時代、企業は海外にも販路を広げていかないと成長できません。越境ECの重要性はながらく言われ続けていますが、なかなか成功事例が生まれていない。これは、多言語化の問題だけでなく、国ごとに文化も価値観も異なるため、既存のeコマースのプラットフォームを用いてすべての国に対応するのが難しいことも原因と言えます。その点、Shopifyは多言語化も、海外向けのカートシステムもアプリで容易に導入することが可能です。さらに直近では『楽天販売チャネルアプリ』など、国内の販路拡大をサポートする機能も追加されています。Shopify自身はさまざまなチャネルとつながり、多様な選択肢を提示しながらも、企業は自身のビジネスの状況に合った機能を選択していく。エコシステムなプラットフォームを自分たちの力量次第で存分に活用できる点に、大きな可能性があると考えています」

この記事は、紙の定期購読誌『季刊ECzine』に掲載した限定公開の記事です。
続きは以下の方法でお読みいただけます。


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連載:季刊ECzine vol.13定点観測

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