BASEが運営するネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は、Amazonが提供するID決済サービス「Amazon Pay(アマゾン ペイ)」の取り扱いを開始したことを発表した。これにより、BASE加盟店はAmazon Payの決済を導入することが可能となった。
BASE加盟店で商品を購入する消費者は、Amazonアカウントに登録された支払い方法と住所情報を利用して容易に注文することが可能となった。なお、対象商品であれば、ご注文した商品の配送状況を「Amazon Echoシリーズ」を始めとしたAlexa搭載デバイスを通じて音声通知で受け取ることができる。
「Amazon Pay」は、Amazonアカウントに登録されている住所情報と支払い情報を使用して、Amazon.co.jp以外のサイトで支払いができるサービス。同決済方法に対応しているサイト(Amazon.co.jp以外のサイト)で、ユーザーはこれらの情報を再入力することなく購入できる。
Amazon Pay取り扱い開始については、「BASEかんたん決済」の決済手段の拡充と、BASE加盟店の商品を購入する消費者により良い購入体験を提供することを目的としている。BASEを利用している加盟店は「BASEかんたん決済」を通じて同決済方法をスムーズに導入が可能に。
「BASEかんたん決済」とは、クレジットカード決済、コンビニ決済・Pay-easy、銀行振込、後払い決済、キャリア決済、PayPal決済、Amazon Payの7つの決済方法に対応したエスクロー決済の名称。エスクロー決済とは取引の安全性を保証するための決済の仲介サービスのことで、「BASEかんたん決済」では、BASE加盟店とそのネットショップで買い物をするユーザーが、すべての決済方法において安心・安全な取引ができるようにBASEが仲介している。
BASEを利用している個人やスモールチームの決済方法の選択肢を広げ、ショップごとでは申請や審査通過が難しい決済方法も、BASEを利用することでスムーズに導入できる環境を提供している。