visumoは、同社が提供するビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo」について、吉野家が運営する「吉野家公式通販ショップ」での活用範囲が拡大されたと発表した。同プラットフォームは顧客体験(CX)を向上し、クリエイティブ活用のROI最大化を支援するもの。今回、SNS上の投稿を活用する「visumo social」および動画を活用する「visumo video」が追加導入された形になる。
吉野家公式通販ショップは、牛丼、豚丼、各種セット商品、通販限定グッズ、ギフトセットを展開するECサイトである。吉野家では、商品の視覚情報を補完することが購買意欲の喚起に直結するという課題認識のもと、商品ページでの動画コンテンツ活用を検討していた。特に食品ECにおいて、静止画では伝わりにくい商品の質感や状態を補完するため、商品詳細ページへの動画活用機能とPinP(ピクチャ・イン・ピクチャ)機能を導入した。

PinP機能は、画面スクロール中も画面端に動画を継続表示する仕様であり、調理イメージや活用方法の提示とテキスト情報の閲覧の両立を可能とする。同ショップにおける本機能の導入期間中は、閲覧数や購入数を含む主要指標が未実装時を上回り、CVRは約2倍となった。

また、他プラットフォームで使用している商品説明動画を、商品詳細ページ内へ最適配置して既存の動画資産を二次利用。これにより、制作コストの効率化とコンテンツの活用範囲拡大を両立させている。 同社では、購入前の問い合わせが多い商品の「大きさ」や「量」に関するFAQを動画で可視化しており、顧客の購入判断を支援する購買設計の改善を推進している。
