CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE(カルテ)」を提供するプレイドは、チャットボットシステム「i-assist」を提供するスカラコミュニケーションズと協業し、日本ロレアルのラグジュアリー化粧品ブランド「ランコム」の公式オンラインショップで開始したオンライン美容相談にてチャットサービスの提供を開始したことを発表した。
ランコムのオンライン美容相談は、2020年4月より開始したデジタルカウンセリングサービス。店頭での豊富な接客体験を持つ美容部員「eBA(eビューティーアドバイザー)がオンライン上で顧客に対し美容相談を提供する。
今回同サービスにKARTEのウェブチャットとチャットボットシステム「i-assist」が採用され、新たにサービス提供をスタートした。
同システムはサイトに訪問されたユーザーからの質問に自動応対するアシスタンス機能を提供するサービス。会話感覚で楽しみながら、ユーザーの求めている商品やサービスについて自動で回答を提供することが可能となっている。同社が提供するFAQ管理システム「i-ask」と一元管理も可能となっており、AIエンジンとの連携(オプション)で、より正確な回答を導き出し、ユーザーの自己解決を促進する。
同システムを導入することで、顧客からの質問に24時間365日対応できるようになり、また、両社のサービスを活用することで、有人対応となるeBAへチャットボットから適切に切り替え、デジタルカウンセリングを開始することが可能となった。さらに、eBAは、KARTEで蓄積したデータを参照することが可能なため、顧客のコンテキスト(文脈)に合った、よりきめ細かいカウンセリングを実施できるようになるという。