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フェズが総額6.3億を資金調達 小売・メーカーつなぐ広告・販促・店頭プラットフォーム展開を加速

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2020/08/27 06:00

 小売業界のDXを推進するフェズは、ニッセイ・キャピタルが運用するファンドならびにIncubate Fund US, L.P.を引受先とする第三者割当増資ならびに、既存取引銀行などからの融資により総額約6.3億円の資金調達を実施した。

 今回の資金調達により同社が展開する小売、メーカー向けBI・MAツールなどを含むOMO/O2Oプラットフォーム「Urumo(ウルモ)」の開発を一層加速させ、ドラッグストアをはじめ実店舗を持つ小売店舗のシステム/オペレーションにおいて新しい常識となる広告・販促・店頭プラットフォームを構築していく考え。

OMO/O2Oプラットフォーム Urumo

 小売の現場では、従来よりテレビ広告をベースにして店頭を考える商習慣が依然として残っており、メーカー商品の「ブランドリフト」を軸とした広告市場が形成されている。さらに、複雑な意思決定プロセスやメーカー・小売の属人化など業界の構造的な課題により、業務過多に陥りやすく、テレビで広告が流れるタイミングに合わせた売り場づくりが実現しにくく、投資対効果の見えにくい販促施策が課題となっていた。

 同社では、こうした効果が不透明なブランドリフトの課題を、データに基づく「セールスリフト」をテーマに広告・販促施策効果の可視化・最適化が可能なプラットフォームとしてUrumoを開発。誰がいつどんな広告を見て何を買ったか、現場の誰もが使えるデジタル分析の仕組みを構築することで、消費者へ適切な情報、売り場を提供していくことが可能になるという。

 これまでドラッグストア市場においてマーケティングテストを実施。今後はより幅広く小売業界への展開を積極的に行っていくとのこと。

 同社では広告、販促、店頭すべてをデータで可視化し消費者の目線に立ち考える、「セールスリフト」を軸としたリテイルテック市場を創っていきたいと考えから、小売業界の構造を変革する3つの切り口を実行する。

  • 同社のプラットフォームで消費者のニーズを的確に捉え、集客を強化し、小売の売上増加を行う。
  • データに基づいた販売促進活動を促すことで、業務の無駄を削減し販管費を圧縮。
  • 小売の資産を活用して、物の売買差益ではない、新しいビジネスモデルを創り営業利益改善を行う。


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