三井住友カードと、TISインテックグループのTISは、銀聯の国際決済ブランドの「銀聯QRコード決済」に対応したTISの決済サービス「QR×DRIVE(キューアール・ドライブ)」を、共同で提供することを発表した。
「銀聯QRコード決済」は、American Express、Discover、JCB、Mastercard、銀聯(UnionPay)、 Visaの国際ブランド6社で構成されている団体であるEMV Coが定めた標準仕様に基づいて提供されている銀聯のQR決済サービスである。
一方、QR×DRIVEは、アクワイアラ・加盟店が様々な規格の各種QR決済をひとつの端末/アプリケーションで処理対応することができるQR決済サービスである。
今回の提携では、「銀聯QRコード決済」の推進にあたり、TISはITプロセッシングサービス事業者としてQR×DRIVE決済アプリを提供するほか、POSや決済端末、無人精算機などで利用可能なAPIなどによるQR決済ゲートウェイサービスを提供する。
また三井住友カードは、2018年7月よりアクワイアラとして「銀聯QRコード決済」を提供しているが、今後はQR×DRIVEの加盟店への導入も進めていく。なお、松屋銀座(8階レストランフロア)や近鉄百貨店をはじめとした日本国内の加盟店向けに「銀聯QRコード決済」に対応したQR×DRIVEを12月以降、順次提供していく。