バニッシュ・スタンダードは、スタッフDXサービス「STAFF START」の米国市場進出を決定し、2025年1月12日~14日に米国・ニューヨークで開催された小売業展示会「NRF 2025: Retail's Big Show」に出展した。今回の展示では、デモ体験を通じて米国の小売業界に向けてサービスの価値を紹介したという。
STAFF STARTは、2016年9月にサービス提供を開始。現在は国内外3,075ブランド、26.9万のスタッフアカウントによって活用されており、STAFF START経由での年間流通額は2,091億円に達している。
また、2021年には多言語対応を開始し、台湾市場での導入も開始。今回の米国進出では「Empower Staff, Transform Retail(スタッフの力で小売を変える)」をテーマに掲げ、スタッフを中心に据えた新しい販売手法を提案することで、米国市場における人手不足やスタッフのエンゲージメント低下、働き方や収入の向上といった課題解決を図るという。
なお、同社は今回の米国進出に際し、ドルやユーロなどの通貨対応も整備。世界展開に向けた準備を進めているという。