日本通運は、ShopifyとAPI連携した物流ウェブアプリ「DCX(デジタル・コマース・トランスフォーメーション)」のアウトソーシングサービスにおいて、温度管理が必要な食品や飲料を取り扱うEC企業向けに、冷蔵・冷凍対応のサービスを開始した。
日本通運は、関東エリアの倉庫内に、-20℃〜+10℃の温度管理が可能な設備を新設。DCX利用企業に対して「月額基本料金+個建料金」で少量の出荷にも対応するサービスを提供する。
同サービスでは温度管理を徹底するため、倉庫内部の専用機器が定期的に温度情報を取得。日本通運のサーバーへ連携することで、温度の推移や状況を監視できる仕組みを導入している。
またDCXは、ShopifyとAPI連携されたクラウド型ウェブアプリとして提供。インストール後はインターネット経由で、いつでもどこでも在庫やフルフィルメントの進捗確認が可能となる。
同社は、NXグループのオペレーションやノウハウを生かし、消費期限管理、即日出荷対応、チラシやノベルティの同梱、オリジナルカートンの制作など、売上やブランドの拡大に向けた多様なソリューションを提供する旨も明かしている。