MMD研究所が「店舗公式アプリ利用に関する意識調査」を実施し、調査結果を発表した。
店舗公式アプリをインストールしなかった経験が「ある」は70.2% 上位理由は「利用頻度が低そう」「ストレージ容量が減る」「通知が煩わしそう」
予備調査において、スマートフォンを所有する9,361人を対象に、店舗公式アプリの存在を知っていてインストールしなかった経験があるか聞いたところ、「ある」と回答したのは70.2%だった。
次に、店舗公式アプリの存在を知っていてインストールしなかった経験がある6,576人を対象に、店舗公式アプリの存在を知っていてインストールしなかった理由を複数回答で聞いたところ、「アプリの利用頻度が低そうだから」が50.7%と最も多く、次に「スマートフォンのストレージ容量が減るから」が24.4%、「通知が煩わしそうだったから」が18.0%となった。
続いて、年代別で見たところ、全年代において「アプリの利用頻度が低そうだから」が最も多く、次に「スマートフォンのストレージ容量が減るから」となった。
店舗公式アプリの利用を思い出すタイミングの上位は、「店員の声掛け」「レジ周辺のPOP」「店内ポスター・チラシ」
予備調査から、現在店舗公式アプリを利用する者567人を抽出した上で、店舗公式アプリを「思い出したら使っている」と回答した116人を対象に、店舗公式アプリの利用を思い出すタイミングとして最もあてはまるものを聞いたところ、「店員の声掛け」が23.3%と最も多く、次に「店内ポスター・チラシ」が18.1%、「レジ周辺のPOP」が17.2%となった。
店舗公式アプリをインストールした理由の上位は、「クーポンの配布がある」「よく来店する店舗だから」「購入金額に応じてポイントが貯まる」
店舗公式アプリ現在利用者567人を対象に、店舗公式アプリをインストールした理由について複数回答で聞いたところ、「クーポンの配布があるから」が41.1%と最も多く、次に「よく来店する店舗だから」が34.6%、「購入金額に応じてポイントが貯まるから」が32.1%と続いた。
店舗公式アプリの最もインストールするきっかけになりやすいと思う機能の上位は、「店舗以外のポイント活用」「クーポンの配布」「店舗独自のポイント活用」
店舗公式アプリ現在利用者567人を対象に、店舗公式アプリの最もインストールするきっかけになりやすいと思う機能について聞いたところ、「店舗以外のポイント活用」が30.2%と最も多く、次に「クーポンの配布」が26.1%、「店舗独自のポイント活用」が16.0%となった。
調査概要
- 調査期間:2024年7月8日~7月10日
- 調査対象:<予備調査>18歳~69歳の男女 <本調査>店舗公式アプリ現在利用者
- 有効回答:<予備調査>1万人 ※人口構成比に合わせて回収 <本調査>567人
- 調査方法:インターネット調査