コマースメディアは、新たにExecutive Aide Producerとして、ブランディングとテクノロジーの専門家である河野貴伸氏の就任を発表した。
Executive Aide Producerとは経営者、事業責任者の参謀として、インターナル/エクスターナルブランディングを組織設計し、技術活用の側面からのコミットにより実現する役割をもつ。事業を取り巻く環境が日々急速に変化している中、負荷が増え続けている経営者や事業責任者に対し、アートとサイエンス双方の視点からブランドの事業承継時の意思決定やその後の伴走支援までを担い、ブランドと企業価値の継続的な向上を図る役職となっている。
コマースメディアでは、これまで顧客のニーズを踏まえてEC戦略から実行までを手掛けるワンストップ支援サービスを展開してきた。その中で相談を受け、二つの事業承継と1社の企業買収を実施しており(2024年5月時点)、後継者不在のために日本のブランドや企業そのものが廃業に追い込まれるリスクを目の当たりにしてきたという。
事業承継やM&A支援市況が昨今広がる中、同社は事業の引受先として体制強化を図ってきたが、今後企業の持続可能な成長をサポートし、業界の新たな標準を築いていくために、ブランド作りや支援に造詣の深い河野氏を同ポジションに任命。これは日本の事業承継を推進し、同社が目指す「製品本来の価値を引き出し、持続可能な状態にする」という理想に向けた大きな力になると考えているとのこと。