Appify Technologies(以下、Appify)は、顧客貢献度の可視化と店舗との顧客データ結合を目的とした機能をAppify VIPに追加したことを発表した。なお、これらのアップデートは順次公開される。
VIP - 会員ランクごとの顧客数ダッシュボード
LTVを上げるための施策は顧客をステージ化することから始まる。施策を“売上”で測るのではなく、“ステージごとの顧客数”の変化で計測できるようになる。
VIP - ポイントの経路
日時ベースでどのトピックから何ポイント付与され、どのチャネルから何ポイント消費されたかが可視化されるようになった。
VIP - ロイヤリティプログラムのテーマ設定
ブランドのプログラム名やクリエイティブが設定できるように。これらの項目はオンラインストアやアプリで表示される。
VIP - 会員ランクの反映タイミング
算出された会員ランクを“いつ反映するか”を指定できるようになった。同機能を使うことで次の2点に対応可能となる。
- 購入金額に応じてリアルタイムでランクに反映
- 今年の購入金額で算出されたランクを来年度分に反映
VIP - 特定の商品のポイント倍率を変更
商品を指定して特別なポイント倍率を設定できるようになった。
VIP - ポイント付与対象外の商品
前項に続き、指定の商品をポイント付与の対象外に設定することも可能。加熱商品やデジタルコンテンツ、他社製品などを販売するときに利用できる。
VIP - 実店舗の登録
実店舗を登録しておくことで、注文に含まれるタグからどこの店舗かを判別し、顧客に付与するポイントのソースとして紐づけることが可能に。顧客が利用したポイントがどこで付与されたものなのか、全体の流れを追うことが可能となる。
VIP - 販売チャネルや店舗毎にキャンペーンが設定可能に
注文が行われたソースから、あらかじめ設定されているキャンペーンを適用することができる。たとえば「原宿店からの注文はポイント3倍」のような期間限定の施策などが可能。来店のブーストに利用できる。
VIP - 利用しているチャネル/店舗を管理する
登録されている店舗情報やShopifyの販売チャネルを活用して、顧客ごとに利用しているチャネルを可視化する。顧客のタグに同期されるので、顧客セグメントを作成しAppifyからのプッシュ通知配信などに利用可能。
VIP - 会員ランクの改善点
顧客ごとに会員ランクの算出に使われた数値が表示されるようになった。また、特定の顧客の最低ランク(ミニマムランク)を設定できるように。これが設定されている顧客はそのランク以下に下がらなくなるとのこと。特別な顧客対応に利用できる。
VIP - 顧客のポイント履歴の改善
ポイントがどの店舗で付与/利用されたかが表示される。