著者の田中です。[あや] さん、読んでいただきありがとうございます。まず、商品と共に同封すべきものですが、明細書だけでも構わないと思います。その目的は、注文したもの（商品、個数、金額等）に間違えがないか、届いた商品が注文したものと同じか、という確認となります。明細書でも納品書でも、記載内容に相違はありませんので、どちらでもよいと思います。他、同封すべきもので必須となるものはありませんが、商品を届けるときは、メール以外で唯一お客様と接触できる機会となりますので、その機会をどう活かすかを考えてください。例えば、店舗により興味を持ってもらように、どんな店舗なのか特長や新商品を記載したリーフレットを同封するとか、感謝の気持ちの一言を添えるとか。より印象を残すためには、お客様が予想していないサプライズ的な演出（梱包やプチプレゼント）もありかもしれません。今までネットで買い物したときに、良いなと感じたサービスを真似してもよいでしょう。

また、明細書や納品書のフォーマットに決まりはありません。記載項目等は、「自分がネットショップで買い物した際に一緒に受け取った明細書などを見よう見真似で作成」でよいと思います。一つの店舗だと記載漏れがある場合も考えられますので、いくつかの明細書を参考にしてみてください。

あと、「衣類の輸入販売をする場合の取り扱い表示」ですが、【輸入商品に関する表示について】は、消費者庁の家庭用品品質表示法ホームページにて
http://www.caa.go.jp/hinpyo/faq/faq_02.html
-------------------
日本国内で一般消費者に対し対象商品の販売を行う場合には、家庭用品品質表示法に基づいた表示が必要です。
また、「表示者名、連絡先」の表示については、表示内容に責任を持てるところが表示者になります。これは、日本国内に営業拠点のある事業者（輸入業者、販売業者、表示業者のいずれか）が行うこととなります。
さらに、消費者に見やすく分かりやすい表示が必要ですので、表示言語は日本語になります。
-------------------
とあります。

記載方法については、こちらも消費者庁の家庭用品品質表示法「洗濯の絵表示」ページにて
http://www.caa.go.jp/hinpyo/guide/wash.html
-------------------
付記及び付記用語は、繊維製品に直接記載するか、又は繊維製品に容易に取れない方法で取り付けたラベルに、織り出し、印刷、その他の方法によって記載しなければならない。
-------------------
とあります。また、
-------------------
消費者が見やすく、縫い目などに隠れず、かつ、しっかりと容易に取れない方法で繊維製品に取り付けなければならない。
-------------------
ともあります。つまりは、取れないようにかつ読みやすくということになります。その他、洗濯表示に関しては、上記ページに詳しく掲載してありますのでご参考ください。

以上、参考になれば幸いです。スポーツウェアの輸入販売とのこと、がんばってくださいね、

Name：田中 正志　　Date：2013年08月20日 02:05