最適化に必要なのは、ユーザーとの多角的なコミュニケーション
接客の本質「声かけ」「質問」「案内」を実現するSprocketは、ウェブ接客とコンサルティングでコンバージョンを最適化するサービスを提供している。ここで深田氏は、同社が提供するプラットフォーム「Sprocket」の強みを紹介した。
「Sprocketでは、単発のポップアップだけでなく、動画接客や効果測定など複数の機能を連携し、あらゆる角度からユーザーとのコミュニケーションを実施します。また、外部ツールと連携することで、コンバージョン最適化に必要な機能を包括的に提供しています」(深田氏)
「Sprocket」は、来訪したユーザーの行動に即したウェブ接客以外にも、バナー領域を会員の属性や状況に応じて変更するなど、パーソナライゼーションツールとしても活用可能だ。深田氏は「こうした機能をかけ合わせることで相乗的な効果を生み出すことができる」と語る。
「リアル店舗やECサイトでの購入データ、会員の属性情報などをもとに、ユーザーごとにポップアップ表示の内容を変更することが可能です。また、ポップアップが表示された際のユーザーの動きや、チャットでの回答をCRMにも活用できます」(深田氏)
さらに深田氏は、「連携可能なツールやコンテンツなどを増やすことで、コンバージョンを最適化すると同時に、ユーザーの体験そのものを最適化したい」と続ける。
「たとえばチャットについて、常にECサイト下部に待機しているだけではなく、必要と思われるユーザーには声かけをして誘導したり、ユーザーの行動をチャットのオペレーターに伝えたりすることで、より快適な体験を実現できると考えています」(深田氏)
セッションの最後に深田氏は、Sprocketの2020年度の実績として導入企業のROI(Return on Investment:投資利益率)目標を871%と設定しているのに対し、1,565%を記録したと成果を強調。「今後もフリクションの発見と、適切な対策方法の提示によって企業を支援していく」と語った上で、このようにセッションを締めくくった。
「フリクションをなくすことは、ウェブ接客の第一歩です。それを行ってこそ、ユーザーと企業の長期的な関係性が生まれます。当社では、さまざまなフリクションの発見とその対策に関してあらゆる方法を提示することができます。ECサイトのフリクションを改善した事例集を期間限定でプレゼントしていますので、ご興味のある方はぜひご連絡ください」(深田氏)
ECサイトのコンバージョン改善に課題を感じている方におすすめ!
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