“個”の時代を生きるクリエイターとユーザーをつなぐCreema
Creemaというプラットフォームを磨き上げることを通じて、一心同体で成長してきたクリーマとサイジニア。良好な関係を築く両社だが、今後クリーマが挑戦したいと考えていることに対してもサイジニアは全力でサポートを行っていく。
名古屋(クリーマ) 当社ではマーケットプレイス運営を中心としたオンライン事業のほかに、クリエイターの祭典「ハンドメイドインジャパンフェス」をはじめとする大型クラフトイベントの開催や、店舗運営などのオフライン事業も行っています。同事業は、クリエイターの熱や作品の魅力をユーザーが直接体感できる場であり、カルチャーの普及・拡大と、ユーザーとクリエイターの関係構築の観点で大切な存在だととらえています。各事業を同時に推進する当社では、「オンラインとオフラインのつながりをいかに持たせるか」という点も、課題設定することが可能な事業ポートフォリオを保持しています。
吉井(サイジニア) 当社のグループ企業であるZETAでは、ユーザーが店頭などで見たものをオンラインから出荷するなど、オンラインとオフラインを紐づけするソリューションも提供しています。OMO推進に関しては、当社を含めグループ全体でサポートをさせていただけたらと思っています。
最後に名古屋氏は、今後個人の情報発信力が増加する、個人で副業を行う人が増えるなどということが進んだ先に到来するであろう、“個”の時代の中でクリーマができること、実現したいことについてこう語る。
名古屋(クリーマ) “個”の時代が来ると言われて久しいですが、今後はその流れがさらに加速するとも考えられる中で、当社はこれまで行ってきたように、ものづくりに携わるクリエイターやデザイナーへの活動支援を通じて、“個”で活躍できる場を牽引・拡大していくという重要な役割を担っていると考えています。
コロナ禍でマスク不足が生じた際には、早い段階でCreemaのクリエイターとともにハンドメイドマスクの製作と普及に取り組んだことで、数多くのマスクがCreemaに出品。当社の調査によると、一時期は我々のプラットフォームがオンラインでもっとも多くマスクを取り扱っている、という状況にもなりました。当社は同取り組みについて、クリエイターの努力に感謝と誇りを感じていると同時に、社会課題の解決に役立つことができたのではないかと自負しています。
このように “個”の力が集結すると、大企業の取り組みよりもスピード感のある、大きな力を発揮することがあります。こうした取り組みを行うためにも、クリエイターが作る作品とユーザーの出会いをいかに創出するかが大切になるでしょう。今後も「デクワス」を活用させていただきながら、クリエイターとユーザー双方を幸せにできるよう、真摯により良いサービス作りに取り組んでいきます。
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