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ECzine Day 2021 Summer レポート(AD)

Talkwalker導入でSNS世代にブランディング 顧客のリアルな声を聞くヨックモックの新たな挑戦

限定パッケージの反応を確認した上で情報発信不足を痛感

 次に紹介したのは、Talkwalkerのテーマクラウド機能により、「ヨックモック」と一緒に投稿されているキーワードを可視化したものだ。文字の大きさは投稿量に比例する。結果を見ると、「季節限定」「限定商品」「パンダパッケージ」といった言葉が目立つ。個別の投稿を掘り下げると、これらが好評を得ていることがわかった。

「時代の変化によって、ご家族で召し上がっていただくシーンやお歳暮などを贈るケースも減っている 中、新しいお客様やしばらく離れていたお客様にいかに手に取ってもらうかが大きな課題です。その解決策のひとつが限定商品やパッケージ変更で、販売場所の特性やニーズにあわせて展開しています」(島倉氏)

 限定パッケージはSNS上で話題になりやすい。実際に拡散マップ機能を用いてひとつの投稿が時系列でどのように拡散されたかを見てみると、左側の元の投稿以降は丸が大きくなり、数多く拡散されていることがわかる。

 このように、顧客接点創出に向けて注力している施策が確かな成果を上げているヨックモックだが、一方で情報の発信不足も感じていると高橋氏は補足する。

「まだまだお客様からは『こんな缶のデザインがあったんだ』という反応も多く、情報発信が足りていないことを強く感じています。UGCをどう増やすかが今後の課題です」(高橋氏)

 これを受けて柳川氏は、「Talkwalker」の画像内の企業ロゴを検出できる画像・動画認識機能を紹介。UGCをリアルタイムでとらえることができると説明した上で「キャンペーンに対する反応のチェックや効果測定もできるため、今後もぜひ一緒に増やしていきましょう」と語った。

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培ってきたブランドイメージを守りつつ新しい挑戦を

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この記事の著者

松岡 亜希(マツオカ アキ)

フリーランスのライター&エディター。出版社勤務を経て独立。雑誌、書籍、Webサイト、企業広報などさまざまな分野で活動中。● http://pubapart.com/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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