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ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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ECzine Day 2022 Summer

2022年6月8日(水)10:00~16:50

「季刊ECzine」とは、年に4回、EC業界の重要ポイントだけをまとめてお届けする紙の雑誌です。ECの最新トレンドを取り上げた「特集記事」のほか、重要なトピックスに関する知識を上書き保存する「定点観測」、EC業界のニュースや記事を振り返るコーナーなど、自社のECビジネスを俯瞰していただく際のヒントになる内容が満載です。

季刊ECzine

2022年春号(vol.20)
特集「Refine CX ~EC起点のデータで創る次世代コマース体験~」

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ECzine Day 2021 Summer レポート(PR)

画像認識AI活用でEC運営業務の業務効率化 DAMO Vision APIのポテンシャルを探る

 オンラインモバイルコマースをリードする中国のアリババグループでは、AI技術活用を積極的に進めている。同技術は外部企業向けにも「DAMO AI-API」として提供され、EC運営の効率化に役立てられているが、実際どのように活かすことができるのだろうか。2021年6月9日に開催された「ECzine Day 2021 Summer」で、SBクラウド株式会社 ソリューション事業室 技術課 課長の山田佑輔氏が「アリババグループの画像認識AIを活用したECサイト運営効率化ソリューション」というテーマで講演を実施。商品画像やユーザーの検索画像を活用した運用の効率化と、商品画像やユーザーの検索画像を活用した運用の効率化と、商品タグ付け業務をAIで自動化する方法を紹介した。

アリババが持つ多大な情報を活用 DAMO AI-APIとは 

SBクラウド株式会社 ソリューション事業室 技術課 課長 山田佑輔氏
SBクラウド株式会社 ソリューション事業室 技術課 課長 山田佑輔氏

 アリババグループは、EC事業のほかにも金融やコンシューマー向けチャットサービスなど、さまざまな事業・サービス展開を行っている。そして、それぞれに応じたAIを「アリババDAMOアカデミー」と呼ばれる総合研究機関が統括。同機関は、DAMO AI-APIを活用したソリューション創出を推進している。

 中国のAI活用は、世界の中でも先を行く状況だ。EC・実店舗といった小売の領域に限らず、多くの場面で使用されている。1日10億人にサービスを提供するアリババのAPIでは、1日1兆回を超えるボリュームでAPIコール課金が行われ、1日の処理実績は画像で10億枚、動画で120万時間、音声処理で55万時間、自然言語処理で5,000億センテンスにも及ぶ。DAMOアカデミーはこの学習結果を他社にも提供しており、SBクラウドはそれを日本展開している。

「中国では、ECは当然のこと、政府、金融、医療など幅広い業界の現場でアリババのAIが使われています」(山田氏)

DAMO AI-APIの活用領域

 その業種はエネルギーや交通・製造といったインフラ面にまで及んでおり、「AIが活用されていない領域はないのでは」と思うほどだ。DAMOアカデミーは、そんなAIを中心にビッグデータ、ロボティクス、FinTechなどさまざまな技術領域を研究対象としているが、今回山田氏は「AI」とりわけ「画像処理」をテーマにECへの活用について解説した。

DAMO AI-APIの活用領域

 DAMOアカデミーが提供するAPIのうち、画像処理系APIのことを「DAMO Vision API」と呼ぶ。ここでは、140を超える画像処理系APIをリリースしている。画像認識や人体・顔認識など機能ごとに分かれており、利用を希望する場合は必要なAPIをピックアップして活用することが可能だ。実際に日本でも新型コロナウイルス感染症拡大時に、肺のCT画像データから感染の有無をAIが判断するなど、活用が進んでいる。

 山田氏は、画像を見せながらDAMO Vision APIの実例を紹介する。前出した新型コロナウイルス感染症の確率をリターンする実例では、感染の確率が高い箇所をAIがマーキング。次の例は、人物の顔写真をインプットデータとして、その人物の性別・年齢・表情を返す「DAMO Vision API 顔認識」だ。実際に実店舗の来店客層の分析や、無人店舗の運用などで活用されている。

DAMO Vision API 顔認識

 画像認識は商品のカテゴリー分けにも用いられている。たとえば、ひとりがけのソファの写真をインプットデータにすると、「ソファ」「椅子」「ロッキングチェア」といったように該当するカテゴリーを確率でリターン。手動での分類分けが必要なくなり、作業工数削減を実現できる。

商品画像をアップするだけで、自動タグ付けが可能!

 アリババグループの高精度画像AIが商品画像からタグ情報を自動で抽出します。当記事でご興味を持たれた方は「ECサイト運営効率化 画像認識AIソリューション」のウェブサイトをご覧ください。

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画像・動画のトリミングや美の評価も実現 DAMO Vision API活用事例

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この記事の著者

奥野 大児(オクノ ダイジ)

1971年生まれのライター・ブロガー。20年ほど企業内でデータベースエンジニアや社内SEを経験してからフリーに。 執筆ジャンルは、IT・ガジェット・歴史・ドラマ・グルメ・将棋・旅など。ブロガーを活用したPR施策も受け付けています。●Blog:https://www.odaiji.com/blog/ Tw...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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