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ECzine Day 2022 August

2022年8月30日(火)10:00~16:10

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金子洋平のおしゃれEC通信

コーヒーでピークエクスペリエンスを提供する PostCoffeeがサブスクから生み出す文化と体験

 今回のおしゃれEC通信は、スペシャルティコーヒーのサブスクリプションサービスを運営するPOST COFFEE株式会社の下村領さんにお話を聞きました。

15万通りのスペシャルティコーヒーがポストに届く サブスクモデル採用のきっかけは?

POST COFFEE株式会社 CEO 下村領
デザイナー兼エンジニア歴20年、バリスタ歴3年。クリエイティブ制作会社経営、スタートアップCTO、コーヒー屋オーナーを経て「PostCoffee」を設立。皆さんの毎日のコーヒーをもっと美味しくスマートにすべく日々邁進中。バイク、ピスト、ロンスケ、キャンプ、ミリタリーが好き。

金子(ヤプリ) 最初に、PostCoffeeについて教えてください。

下村(POST COFFEE) PostCoffeeは、パーソナライズコーヒーのサブスクリプションサービスです。スペシャルティコーヒーをお客様の嗜好に合わせてパーソナライズしてお届けしています。コーヒーは嗜好品なので、お客様によってさまざまな飲みかた、楽しみかたがあります。お客様にお届けするコーヒーは約15万通りの組み合わせがあり、月額1,480円からとなっています。毎月届いたあとにフィードバックすることで、お客様の好みに合わせてAIが自動的に最適化します。

 PostCoffeeは、コーヒーを売るというよりも「コーヒーを飲むライフスタイル」、「人生を豊かにするためのツール」としてコーヒーを提供し、サービスを設計しています。

金子 なぜコーヒーで起業したのですか?

下村 元々私は缶コーヒーを飲む、自称コーヒー好きでした。ある日ネットサーフィンをしているとき、ものすごく格好良いエスプレッソマシンを見つけたんです。それはオランダの職人さんが作るマシンで、衝動買いしました(笑)。

 その頃は、代々木のオフィスに兄弟ふたりで会社を経営していたのですが、ふたりでこのマシンを使ってももったいないということで、オフィスを改築してコーヒー屋を始めることにしたのです。コーヒーのお店を始めると、横のつながりでバリスタ仲間がたくさん増えました。それまでは缶コーヒーしか飲んでいなかった私も、コーヒーについてどんどん詳しくなり、最終的には美味しくないコーヒーが飲めなくなりました。そして、毎朝自分でコーヒーを淹れるようになったのです。そのとき、この感覚がとても豊かな体験だなと感じました。「この感覚、体験を世の中に広めるにはどうすればいいだろう」と思っていたんです。代々木の小さなコーヒー屋で全国にこの感覚を広めるには限界があり、そのための方法を日々模索していました。そういった想いからPostCoffeeというサービスを始めることにしました。

下村さんがひとめ惚れした「Speedster」のエスプレッソマシン

金子 なぜサブスクリプション(以下、サブスク)のモデルを採用したのですか?

下村 私の思いとしては、カフェで飲む特別な1杯を美味しくするのではなく、お届けするお客様の毎日のコーヒーを美味しくしていきたいという思いがあります。それを実現するためには、サブスクのほうが定期的にお客様と接点を作りやすいと考えました。サービス当初の現段階としては、サブスクで提供することがベストだと思っていますが、将来的には変わるかもしれません。サービスのファンを作る、お客様とエンゲージメントを強化するにはサブスクが最適だと考えています。

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この記事の著者

株式会社ヤプリ 執行役員CCO 兼 エバンジェリスト 金子洋平(カネコ ヨウヘイ)

大学卒業後、GMOインターネットでマーケティング、営業、新規事業立ち上げを経験。24歳で「ファッション×インターネット」をテーマに起業、ファッションメディア、ファッションECを11年運営した。2016年よりアプリプラットフォーム「Yappli」の株式会社ヤプリに参画。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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