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ECzine Day 2024 June

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ECzine Day 2019 Summer レポート(AD)

消費者の購買を手助けするマーケティングができていますか? 検索×レビューがもたらすCXと売上の向上

検索×レビューは店頭CVにも有効 OMOのあるべき姿とは

 検索×レビューの持つ可能性は、ECに限った話ではない。店頭で手に取った商品の評判をスマホで調べるという行動をとる消費者は多いが、この行動こそ、店頭購買のCVに検索×レビューが大きく寄与する好例だと山崎氏は話す。

 「Amazonで書籍のレビューを見る人は、購買意欲が湧けばAmazonでそのまま買おうとします。つまり、レビューの近くに買える導線が設置されていれば消費者はスムーズに購買するというわけです。実店舗に来店して商品レビューをスマホで確認する消費者が、『今店頭にいるからここで買おう』と考えるのは自然な流れです」

 それを踏まえ山崎氏は、本イベントのテーマでもあるOMOについてこう語った。

 「OMOは『店頭でデジタルをどう活用するか』という話だと私は捉えています。スマホの登場によってデジタルがマーケティングの舞台となりました。企業側がそのタッチポイントであるスマホを活用する際に重要なのがCXです。CXというバックグラウンドを経て初めて、OMOは消費者に喜ばれる重要な取り組みになるのではないでしょうか」

 ZETAは「ZETA CLICK」というOMOソリューションを今春から順次提供している。店舗や商品ごとにQRコードを発行し、消費者がそのQRコードからZETA CLICKのURLにアクセスすると、アクセスした瞬間に最適なページへリダイレクトされるというもの。

 商品ページ、レビューページ、FAQページ、クーポン、後継商品ページ……など、リダイレクト先は「リアルタイム」に処理され、消費者がもっとも望ましいと感じるページへ誘導されるだけでなく、誰がアクセスするかによって誘導先が変わるパーソナライズや、その瞬間の値段を表示するダイナミックプライシングなども可能となり、DMPやMAといったオンラインでのマーケティングメソッドを店舗やカタログでも実現可能にするのがZETA CLICKだ。

 アパレル企業はじめ、OMOの一手を求める企業への導入が進められている。導入後の効果など、今後の動向に注目だ。

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この記事の著者

渡辺 佳奈(ワタナベ カナ)

1991年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を2013年に卒業後、翔泳社に新卒として入社。約5年間Webメディアの広告営業に従事したのち退職。故郷である神戸に戻り、現在はコーヒーショップで働く傍らライターとしても活動する。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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